【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

山道ドライブの果てに

      2017/04/24

Sponsored Link

もう10年くらい前の話なんだけど、当時働いていた職場は変則的なシフトでね、その日は昼過ぎから21時という勤務だった。

98 :本当にあった怖い名無し:2017/04/10(月) 05:14:46.28 ID:MyTWgDcJ0.net

翌日から土、日、月という三連休の前の晩ということで、テンションが上がりまくっていたのを覚えてる。おまけに給料日だったしね。

些細な日常の小さな幸せってやつだ。俺は運転免許を取るのが割に遅くてさ、当時は免許取得後2年くらいしか経っていないこともあり、よく深夜にあてもないドライブに出かけたものだった。

行き先も決めずに2~300km走って帰るという密かな楽しみを持っていた。

そんなこともあり、勤務後21時になるといつものようにドライブに繰り出した。

三連休前ということもあり、いつもよりも遠くに繰り出そうかとしばし高揚した気分で車の中で計画を練っていた。

「青森まで行っちまうか?!」

思いつきだが、関東から青森までは高速で6時間もあれば行ける。夜明け前には到着する算段だ。休みはたっぷりある。

Sponsored Link

俺はすぐに高速に乗り北に車を走らせた。

とは言え、高速の単調な道を4時間も走らせると、仕事疲れもあり強烈な眠さが襲ってきた。、とりあえず高速を降り、近場の道の駅まで向かうことにした。知らない土地だが、道の駅は山を1つ超えたところにあり、すぐに山道に入った。

しばらく車を進めると道幅がどんどんと狭くなり、ついに対向車が来てもすれ違えないほどになっていた。

おまけに霧もかなり濃く、視界は2m先がやっとというほどだった。

ただでさえ危険な道ということもあり、集中して運転するが、いかんせんかなり眠く、現実的な危険を感じていた。

しかし道幅が狭くなってからすでに2~3km進んでしまったこともあり、Uターンもできず、かといってバックのまま戻ることも不可能だった。道の駅まではまだかなりありそうだ。

とにかく少し開けたところまで出たら2時間でも仮眠を取ろうと思い、車を走らせた。

しばらく寝ぼけ眼で進んでいくと、先にうっすらと黄色い街灯のようなものがいくつか見え、砂利混じりの砂地のような開けた場所に出た。

霧でよく見えないが、周りには何台か車が停まっているようで、上空の霧が若干薄くなっているところに大きな建物のようなものも見えた。

山を越えるトラックもいるだろうし、ドライブインか何かの施設だろうと若干後ろめたさは感じたものの、朝が来るまでのしばしの仮眠場所として借りることにした。

リクライニングを倒し、車に積んでいた毛布を頭からかぶりすぐに眠りに落ちた。

どれくらい寝たのだろうか、工事現場のようなやかましさを感じ目を覚ました。

毛布の外はすでに明るく、昨夜の霧から考えても快晴であることは想像に難くない。

ぼーっとしながら携帯を見ると10:00を回っていた。仮眠のつもりが6時間近く眠ってしまったらしい。

まだ眠気はあり二度寝しようかとも思ったが、出先でずっと寝てるわけにもいかないし、なにしろ外がやかましい。

一度車から降りて体を伸ばした後、すぐにここを出ようと毛布をとった瞬間、自分の置かれている状況を一瞬で理解しうわずりひっくり返った悲鳴をあげ、パニックになった。

今まさに二台隣の車が巨大なクレーンに吊し上げられプレス機に放り込まれていた。

瞬時に車を降りようかと思ったが、巻き込まれたら一巻の終わりだ。

すぐにエンジンをかけ、始動とほぼ同時にアクセルベタ踏みで逃げるようにその場を離れた。

半狂乱状態のままいつこのフロントグラスを鋭利な重機が突き破ってくるかという恐怖しかなかった。

背後から鳴り響いていた非常用サイレンのけたたましい音は今でも夢にみるほど鼓膜に焼き付いている。

(了)

[出典:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1491436704/]

 

怖い本(4) [ 平山夢明 ]

Sponsored Link

 - 洒落にならない怖い話

[PR]

Comment

  1. 匿名 より:

    スクラップ工場に入り込んじゃった訳ですね。

    巨大な磁石の付いたクレーンで車をくっ付けて持ち上げるんですよ。

    くっ付けられたら、一貫の終わり。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

白い人たち

私は昔から霊感が強い方でこういう体験には慣れているのですが、それでも時折心底恐怖 …

雨の公園 ベンチの女

平成二十年、僕が大学生の頃の話です。 当時、都内で一人暮らしをしていました。 麻 …

呪縛物件

うちは、競売にかけられた不動産の調査を請け負ってる会社だ。 こないだ前任者が急に …

牛女と軽自動車

  神戸の牛女の伝説はご存知ですか? 221 :九印:2003/01/ …

忘れられない風景

私には幼い頃からどうしても忘れられない、ある風景があります。 706 :私の体験 …

一家全滅した話【閲覧注意】

  俺が小学生の頃、自宅に新興宗教の勧誘が来た。 1: 名も無き被検体 …

移動する栓抜きと海でぶよぶよしたものを踏んだ話【後でじわじわくる怖い話】

私にとってかなり怖い実体験です。 517:本当にあった怖い名無し:2005/08 …

看護婦と車椅子

あれはまだ俺が小学生高学年の時の話だ。 俺の片目は生まれつき視力が低くてな、斜視 …

ヒッチハイク

今から7年ほど前の話になる。俺は大学を卒業したが、就職も決まっていない有様だった …

道連れ

姉の様子が最近変だ。 902 :あなたのうしろに名無しさんが :03/06/27 …