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小さい頃遊んでいた女の子

      2016/11/26

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小さい頃の、父方の田舎での思い出です。

1 :本当にあった怖い名無し:2013/06/18(火) 15:40:28.00 ID:6gQR8WRP0

すっかり忘れてしまっていたのですが、昨晩急に思い出してしまい、胸が張り裂けそうなんです。

身内に話しても信じてもらえなさそうなので、ここで吐き出させて下さい。(私は女です。)

話したいのは、小さい頃田舎でよく遊んでいた女の子のことです。

名字はわかりません。ちゃんとした名前もわかりません。

私はうーちゃんと呼んでいました。

私は物心ついたときから中学に入るまで、ほぼ毎年、夏休みの半分以上を父の実家(関東・太平洋沿いの海岸の近く)で過ごしていました。

夏休みに入ると両親に連れられて行き、数日したら両親は弟と私を置いて帰京し(私の住まいは東京です)、八月のお盆前にまた両親が迎えに来るのです。

両親は自営業をしていたので、子供を預けるのが楽だったのでしょうし、私と弟も毎日海で遊べるのが嬉しかった。

そんなわけなので、夏休みはとても楽しみでした。

父の実家と、その周辺には従兄弟や子供が数人いたので、遊ぶのもとても楽しかったのです。

ですが、従兄弟は少し年上で、他の家の子供達は逆に少し年下でした。

そして男の子が多く、私が小学四年生くらいになってくると、少し遊びにくい空気になってしまいました。

弟はそのまま遊び仲間に入っていったので、私は祖母や祖父の海の仕事を手伝ったりおばさんの手伝いをしたりして、時間を潰すようになりました。

楽しいはずの田舎が、急に寂しいところになってしまいました。

それで、八月に入ったころ、祖父母の手伝いもおばさんのお手伝いも早めに終わってしまった私は、暇を持てあまして一人で散歩に出ました。

散歩といっても、歩いて十分圏内をぐるぐると時間を潰すだけです。

地元のように地理もわかりきっている田舎の小さな村です。
(村の半分以上が親戚、という程度の規模です)

新しい発見もなく、静かに孤立している自分が情けなくなり、私は歩きながら泣いてしまいました。

そして、少し泣いた所で、誰かに見つかったら祖父母の耳に届いてしまう、心配させてしまうと思い、あまり通らない脇道に入りました。

そこは20mも行かないうちに突き当たりになってしまう道で、脇に一軒家と神社があります。

その神社は特に木が生い茂っているわけでもなく、かと言って手が入っているわけでもない寂れた廃神社で、肝試しに時々使ったことがありました。

私はその神社の影に隠れようと思って、走って神社のお社の向こう側に行きました。

時間は夕方で蚊が多そうで嫌だったのですが、それよりも泣いてるのを見られる方が嫌だったんです。そこでうーちゃんと会いました。

うーちゃんは先に書いたように女の子でした。

最初に会った時は女の子かな?と迷いました。とても日に焼けていて、髪も短かったので。

私は自分が隠れようと思ったところ、神社の奥の茂みのところに、肝試しで使う木が生えてない所に先客の、うーちゃんがいたので、うっと驚いてしまいました。

そして、こんな人この辺にいたのかな?と思いました。今まで遊び仲間の中に一度も見たことがなかったので……

うーちゃんは茂みのところに隠れるようにしゃがんだまま、私を見上げていました。

そしてぼーっとしている私をしばらく見ていました。

私はなんか悪いことをしてしまった気がして、謝ってしまいました。

そしたらうーちゃんは「なんで謝るの?」みたいなこと言って、立ち上がって笑っていました。

そのあと、うーちゃんは私がなんで泣いてるのか聞いてくれました。

初めて会う人に情けなく泣いてるというのを知られたくなくて、私は言えずにいたのですが、うーちゃんが私の手を握って一緒に茂みにしゃがみこもうとしてきました。

誰にも言わないから話してみて、って手をぎゅっとしてくれたのがその時の私にはとても嬉しかったので、この流れがすごく印象に残っています。

私はべそべそ泣きながら、うーちゃんに話を聞いてもらいました。

それで、次の日から、何回かうーちゃんと会うようになりました。

うーちゃんとどのように会っていたかはあんまり覚えていません

。二回目の時は、最初に会った時のように神社に行けば会えるかなと思ったのですが、いませんでした。

だけどすぐどっかで会えたのか、私はうーちゃんと色んな所にいって、二人でおしゃべりをしていた記憶があります。

何かして遊んでいたというよりは、ずっと座り込んでおしゃべりしているのですが……

うーちゃんが何者かというのもあまり考えなかったというか、神社のとこのおうちの親戚とかだろうと思っていました。

私が東京の生活のことを話すと時々びっくりしていましたが、かといってうーちゃんが話すのはその村の生活ともちょっと違っていたので、地元の子ではないんだなと思いました。

おしゃれの話や、クラスのこととか、ずっと話していたと思います。

うーちゃんとは小学五年生のときも、小学六年生の時も会いました。

一年ぶりに会えた時には、うーちゃんの周りにはアニメのようにわっと花が見えるくらい嬉しそうな顔をしてくれました。

私もそうだったと思います。それくらいうーちゃんとの再会できたのが嬉しかったですから。

小学五年生で会った時も、うーちゃんは短い髪で日焼けをしていました。

小学六年生で会った時は髪を少し伸ばしていましたが、やっぱり日焼けはしていました。
私は小学五年生まで成長が早く、身長も高いほうで150前半だったのですが、うーちゃんはいつも私より少し目線が高かったです。

小学六年生の時、うーちゃんに「来年は中学生だね」と話を振りました。

私はすっかりうーちゃんが同級生だと思っていたのですが、うーちゃんは、えっ?とした顔をしていました。

そこでうーちゃんは私と同い年じゃないんだと思い、勘違いが恥ずかしくてそれ以上話を広げませんでした。だからうーちゃんの年齢はわかりませんでした。

私は中学に入ってからは父の実家で夏休みを過ごしていません。

中学に入ると部活が始まるので、近所の幼なじみなどを見て、夏休みも来る暇がないとわかっていました。

なので、小学六年生の夏休みがじっくり村にいられる最後の機会なんだなぁ、となんとなく意識していました。

その夏、うーちゃんと会ったら、うーちゃんとももう会えなくなるのかなぁと思いました。

なので、小学六年生の時の私は、うーちゃんとおしゃべりをしながらいつも「もう会えないかも」という思いを持ってて、またうーちゃんにそれを伝えたほうがいいのかと迷っていました。

連絡先を聞いて文通しようとか、そういう発想には行き着かない子供でした。

すごくすごく迷って、どんどん苦しくなるまま、お盆が近づいて来ました。

私は例年お盆の前に帰京していたので、お盆までの時間がお別れのカウントダウンみたいに感じていました。

両親から、明日迎えに行くよと連絡が入った日に、うーちゃんに言うことが出来ました。

うーちゃんはあんまりびっくりするわけでもなく、そうなんだ~と返事してくれたと思います。

そこで私はちょっと肩透かしをくらったような、あれ?という感じで、ちょっとショックをうけました。

もう会えないかも、って悲しかったのは私だけなのかも?と。

かと言ってそんな気持ちを表に出せるわけでもないので、うーちゃんに合わせて軽い感じでおしゃべりを続けました。

そのあとうーちゃんと私は話ながら最初に会った神社に行きました。

時間はまだ昼間で周りにはろくに木もないので日陰もなくて、すごく暑かったです。

少しでも日陰になりそうなのは最初にうーちゃんがいたあの茂みで、私たちはそこでまた二人でしゃがんで話しました。

小学四年生の時より成長した私達は、あの時でも二人で入るのがギリギリだった茂みに無理やり入ったので、周りの葉っぱや枝がピキピキひっかかりました。

でもなんだかすごく居心地が良かったんです。

何の話だったか、会話が途切れたときでした。

うーちゃんが急に手を握ってくれました。

それから、しゃがんだまま、抱きついていました。

私はスキンシップとかが苦手だったので、人に抱きつかれるというのには慣れてませんでした。

それに加えて、うーちゃんの腕や体がとても熱かったので、私は驚いて言葉を失っていました。

体温が高いとかではなく、子供心に火傷してしまうんじゃないかと思いました。

そのくらい熱くて、力強く抱きしめられました。

怖いとは思いませんでした。

だけど熱くて苦しかったので、うーちゃんの肩甲骨のところを何回も叩きました。

顔がすごく熱くなってきたので、死んでしまうかもと思いました。

だけどなんでかその時はそれよりも、なんでうーちゃんの体がこんなに熱いのか、なんでこんなことをしてるんだろうとか、そういうことのほうが気になりました。

とても長い時間に感じましたが実際はわかりません。

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苦しいのが少し緩んだ時、初めてうーちゃんの声がしました。

声というより音でした。

泣いてるような気がしました。顔の熱いのがすっと引いて、やっと呼吸が出来たので咳き込みながら呼吸をしました。

まだうーちゃんは私にしがみついたままでしたが、体は熱いままでした。

やっと呼吸が落ち着いてきた私は、少し冷静になった頭でうーちゃんの熱さが異常過ぎると気が付きました。

うーちゃんにどうしたの?と何度も聞きましたが、うーちゃんは何も話しませんでした。

この熱を冷まさなきゃいけないと思い、水や氷をもらってこようと、なんとかうーちゃんの体を押しのけました。

この時、手のひらがやけどするぐらい熱かったです。

そしてそこから走り去ろうとした私の手を、うーちゃんの熱い手がつかみました。

音で言うと、ジュッという感じです。

まだこんなに熱い!とあせった私は、それを振り払って早く氷を取りに行こうとしました。

そしたらうーちゃんがものすごい勢いで首をふっていました。

首をふりながらやだ、やだやだ、って言っていました。

「もう会えないなんてやだよ」っていう言葉が聞こえました。

うーちゃんの体は熱いままでしたが、うーちゃんのその言葉に、私だっていやだよと泣いてしまいました。

うーちゃんにつかまれているところは熱さで痛いくらいでしたが、うーちゃんも泣いてるし、私も涙が止まらなかったです。

それから二人でしばらく泣いてました。

落ち着いてきたのか、ふと、涙を必死に拭いながら日差しの強さに気が付きました。

それから自分がものすごく汗だくなことと、日焼けで自分のいたるところが真っ赤のに気が付きました。

ただでさえ日焼けしていたのに、さらに日焼けするなんて……と思い、体を確認したところで、うーちゃんのほうを見ました。

そしたら、うーちゃんはいませんでした。

一瞬のことですから、それはもう驚きました。

神社中を探しましたがどこにも隠れていません。うーちゃんはいなくなってしまいました。

手をつかまれていた跡も残っていませんでした。

私は驚きとあせりと暑さとで脱力して、ふらふらと家に戻りました。

熱中症だったのかもしれません。

そのあとはずっとだるく、意識が混濁していました。

うーちゃんを探したいけど、会えないんだろうなとなんとなく感じて、両親が迎えにくるまで寝込んでいました。

うーちゃんのことは誰にも話しませんでした。

お盆前、両親と一緒に帰京する日荷物をまとめていた時、うーちゃんの泣き顔を思い出しました。

そして私もまた泣きました。母に心配されましたが、ごまかしました。

両親はいつも渋滞を避けるため夜に車を出します。

祖父母や従兄弟、近所の人が見送ってくれる中、うーちゃんらしき子を見つけて車を降りようとしましたが、母に怒られてやめました。

そこで見たうーちゃんは元気な笑顔で手を降っていました。

うーちゃんの笑顔に安心して、私は理由もなくまたうーちゃんと会えると思えました。

それから十五年近くたちます。

時々父の実家には短い期間ながらも滞在しましたが、うーちゃんには会っていません。

用があって行くので、考える暇もなかったのです。

そのうち足も遠のき、うーちゃんのこともつい昨日まで忘れてしまっていました。

昨日、寝る前になぜか急にうーちゃんのことを思い出しました。

結局うーちゃんは何者だったんだっけ?となつかしみながら、誰かの親戚だったのか、それとも人じゃないものだったのか。

などと横になりながら色んな可能性を考えて、目が覚めたら両親や弟に確認してみようと思っていました。

そしたら、うーちゃんが夢に出てきたんです。

あの頃のまま。小学六年生の時の、少し髪が伸びたうーちゃんです。

私は当時の姿だったか、今の姿だったか覚えていませんが、あの茂みでおしゃべりしてました。

あの時のようにクラスの男子のことを話していて、私は当時好きだった男子の話をしました。

そこから恋話になり、うーちゃんの好きな人の話になりました。

すると、うーちゃんがあの時のようにしゃがんだまま抱きついて来ました。

夢の中では熱くなかったです。

力も込めていません。ふわっとした感じで、気持ちよかったです。

それからうーちゃんの「ずっと一緒にいたかったのになあ」って声が耳元で聞こえました。

夢の中ですが、私はなんだかとてもドキッとしてしまい、あの時の続きなのかと思ってしまいました。

夢はあの頃の再現だと安心しきってたので、もしかしたらまたあの時みたいに苦しくなるのかもしれない、と警戒していたのですが、夢の中のうーちゃんは優しく腕を回して、私の鎖骨らへんに頭をおいているだけでした。

何も起こらないので警戒を少しずつ解きました。

うーちゃんの体温は気持ちよかったです。

長いことそうしているところで、うーちゃんが「大好きだったよ」と小さい声で言ってくれたところで、夢の記憶は終わっています。

目が覚めて、うーちゃんの優しくて気持ちいい感覚がサッと消えてしまったのがとても淋しかったです。

それから、夢とはいえうーちゃんに久しぶりに会えたことと、うーちゃんに大好きと言われたのが嬉しくもあり、なんか切なくもなり、なんとも言えない感じで胸が熱くなりました。

私が見た夢なので、とても都合がいい夢だと思います。

願望も多く含まれてる、意味のないものだと言われると思うので、友達などには言いにくいです。

また、朝に両親へ確認の連絡をしてみたものの、うーちゃんに該当するような子供には覚えがないそうです。

なので、もしかしたら当時の私が寂しさのあまり作ったエア友達なのかもしれないとも思います。オカルト的な何かだったのかもしれないし。

ただ、本当に久しぶりに会えた友達に、大好きだったよと言われ、それに自分もだと答えられなかったのが歯がゆく、また、実際の別れもちゃんとしたかったと後悔が残り、胸がいっぱいです。

結局うーちゃんの正体はわからない、というオチのない話になってしまい申し訳ありません。

自分で書いていて、作り話っぽさが否めないので指摘されたのも否定いたしません。

ですが経験した事実であり、細かく覚えているところも自分の中で鮮明に覚えていたところをなるべく伝えようとした結果なので、信じるか信じないかは、読んだ方にお任せします。

長々と申し訳ありません。読んでくださった方、ありがとうございました。

(了)

 

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