【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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海辺の魔物

   

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去年の夏、太平洋側の海に友達たちと旅行にいった。

37 :本当にあった怖い名無し:2011/09/28(水) 14:48:43.47 ID:XKb15D5N0

地名とかは言えないけど、海も山もあってとってもいいとこだった。

そこは友達の地元で、実家に皆でお世話になる計画で会社の夏休みを利用して行った。

昼は何事もなくふつーに海で楽しんだ。

夜は浜でバーベキューしながら花火やろーぜって事になってたから、一度休憩して夜をまってた。

オカルト好きな俺は、ばっちゃ「夜のあの浜は近づいちゃなんね」的な展開を期待していたんだけど、そんな事無く向こうの家族も見送ってくれた。

夜になりバーベキューもあらかた食べおわり、花火をしている時にトイレに行きたくなった俺は、少し離れた岩場まで用を足そうと向かった。

岩場まで行くと、ちょっとした入江?みたいになっており、俺は大きな石の前に立ち、なんとなく入江を見ながら用を足していた。

ふいに「ザバァ」という音と共に、何かが岩場に上がって来た。

素潜りの漁師か海女さんか?と思い、暗闇の中、気配を感じる方を見ていると誰か海から上がって来ていた。

ホントの暗闇のなか、微かな海岸線の道路の街頭からの灯りに浮かんだ人影が見えた。

何か棒見たいなのをガリガリ岩場に引きずりながら、ゆっくり歩っている。

よく見ると、真っ黒い布をすっぽりかぶった様な格好だった。

漁師とかじゃないなとか、妙に冷静に目が釘付けになっていると、顔と思われる部分がこっちを向いた。目が合った!!と思った。

ここで一気に本能が恐怖を感じた。

やばい、怖い、多分人間じゃ無いぞ、みたいな。

暫く目が合ったままだったと思う。目は見えなかったけど、向こうも俺に気付いてた。

そこで友達が来て声を掛けて来た。

我に返った俺は友達にそいつの存在を伝えたが、もういなくなってた。「ヒビリめ」と茶化された。

実際、霊というかそうゆう存在を初めて見た俺は浮かれてた。

その旅行ではそいつについてはもう誰にも言わなかったが、帰ってから弟と友達に話しまくってた。

暫く何事もなく過ごしていたんだけど、夜中に目が覚めた時、部屋の真ん中辺りに人影がある事に気が付いた。

シルエットから海で見たあいつだってわかった。

恐くなった俺は、布団に潜り込みずっと隠れていた。

カチカチと歯を噛み合わせるような音が暫くしてたが、サッシの開く音がして、恐る恐る覗いてみたらもう人影はなくなってた。

その変な奴がついてきちゃったってことに気付いて恐くなった。

それから日常的にそれの気配を感じたり見たりした。

鍵開ける時隣に立っている、運転してると道端に立っている、実害は無いけどつきまとわれていた。

少しずつ俺の神経は擦り減っていった。

霊感あるって言ってる奴も何も気づかない。話してるとき隣に立ってたのに……

焦燥して仕事もうまくいかない。精神科にもいってみたりしたけどだめだった。

そこで会社に休みを貰い、実家に帰って親とかに相談して見ることにした。

最初は信じてくれず、疲れてるとか仕事のせいでそんな妄想しちゃうんだよとか言われ、相手にされなかった。

じいさんばあさんも全然興味無し。

結局無駄足かと思ってたら、弟が「友達で本物居るから連れてくるわ」って言ってくれた。本物って霊感がってことね。

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その人とファミレスで待ち合わせる事になった。

予定の時間より20分位してから弟とその人が来た。既に顔が真っ青だった。

俺の目をずっと見ながら、その人は話し始めた。

「お兄さん初めまして、自分、弟さんの友達の忽那っていいます。ちょっと自分からいくつか聞いてもいいですかね?」

俺「いいですよ、お願いします」

忽那「はい。まず、その、隣の変なの何処で拾って来ました?心霊スポットとかじゃ無いですよね多分」

俺「はい、□の海です。△浜の磯らへんだと思います」

忽那「海ですか…正直いいますと、それかなりヤバイと思いました。自分も今すぐこの場を離れたいです。色々な人から相談受けましたが、大体気のせいとか、たちの悪い霊だったりとか、それとは一線を画すヤバさを感じる。今まで接触した事無いですね。お兄さんもかなり良く無い状態かと…」

俺「なんです?とりあえず何かあった訳じゃ無いと思いますが」

忽那「お兄さん、守護霊って知ってます?干渉度合いは人によりますが、皆付いてるっていう。それがお兄さんのは居なくなってる。最初から居ないのか、離れちゃったか……
それに喰われたか、どれかはわかんないけど、そんな状態でそんな奴が側にいたらお兄さん、長生き出来ないかもしれないです」

そんな事言われるのは何となく予感出来た。ついて来てるって実感したときになんかそんな気がした。

忽那「ビビらすだけビビらせて申し訳ないですけど、自分じゃどうにも出来ません。それ、半端なくて近くに居るだけで自分もやばいです。ちょっと調べるだけ調べてみるんで、今日は失礼します」

なんかそんな感じだから、俺もどうしたらいいかわかん無い。

あれから忽那さんからも何も無いし、とりあえず仕事しながら日々過ごしてます。

オチもなく上手くまとまんなくてすまんね。

ただなんか良くある、神主がとか、坊さんがとか、そうゆーのは無いと気付いた。

実際金取られるだけだったし、そいつと坊さんのバトルみたいなんもなかった。

中には気付く人とか居て断られた。

街あるってても、気付いて真っ青になって離れる人が居るくらい。

霊感とかはあるんだって解ったけど、ほんとに祓う手段とかは無いのかなって思った。

あー、俺どうなるのかね。

(了)

 

闇の検証 霊能者・寺尾玲子の新都市伝説

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