【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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鳥人間サークル

   

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僕は某大学の、鳥人間サークルに入っている。

日テレで毎年夏やってる鳥人間コンテストに参加するサークルね

活動けっこう大変でさ、鳥コン本番が近づくと連日徹夜で作業するんだ。

大学側も結構理解あって、鳥コン近づくと徹夜作業とか結構認めてくれて。

んで、2年前。当時大学の近所に住んでて徹夜作業に結構参加してたんだよね。

7月の終わり頃、深夜1時くらいだと思うんだけどさ。

サークル内ではガレージって呼んでる作業スペースで、黙々と六、七人で作業してたんだ。

そしたら突然

バシーーン!

ってでかい音がしたんだよ。

でかい音でめちゃめちゃビビったよ。

みんな黙々と作業してて、音なんかラジオからしかしてなかったから、何の音だ? って話してると

バシーーン!

ってまた響いたんだよね。

みんな無言になってしばらく待ってみたんだけど何も起こらない。

んで、どうも窓ガラスに何かぶつかってたみたいだって話になってみんなで外に見に行ってみたんだよ。

外に出てみるとさ、窓ガラスの下でカラスが二匹死んでたんだよ。

マジでビビった。

この大学の校舎結構郊外にあって周りに森とか田んぼとかあったから、巣近くにあるのかもとか話してたら仲間の一人が

「こりゃ、俺たち鳥に呪われてるんだな。今年の鳥コンは駄目だな」

って言い出したんだ。

そいつ結構お調子者でさ、みんなで何言ってやがるってな感じでバシバシ叩いてたら、そのうち和やかな感じになってまた作業に戻った。

ちなみにカラスは翌日学生課の人に言って片付けてもらいました。

次はちょっと飛んで、その年の鳥コンの日

結局その後何事もなく作業し、鳥コン本番になった。

その年は運悪くてさ、台風来てて鳥コン事態が中止になってさ、なんだか煮え切らないままOB主催の打ち上げになったのよ。

そこでさ、OBと酔っ払いながらいろいろ話してて、そういえば、ガレージで~ってあの時の事、話したんだよね。

そしたらそのOBこう言った。

「ああ、今年もか」

その人僕たちの四世代前にサークルで活動してた人でさ、その人が大学一年だった時のことを話してくれてさ。

当時、この鳥コンサークルは思うように結果が出ず、ぶっちゃけると計測不能記録連続で、大学側からも予算無駄にしてるんじゃないかってな話も来てたんだって。

当時の人力飛行機のパイロットだった人がさ、結構そういうの気にする人で、俺ががんばって記録出すって感じで燃えてたんだって。

ま、でも結局その年の記録も結果でないでさ、サークルがんばりすぎたせいか単位落としまくって結局留年したんだってさ。

結局大学やめちゃって、その一年後くらいに自殺しちゃったらしいんだよ。

その人が自殺した年に僕らと同じようなことがあってさ、OB達は自分たちにしっかりしろって言ってるんだってソイツが言ってるんだよ。

とか、笑いながら言うんだよ。

別のOBも今の話を聞いてて三年前にもあったとか言ってた。

その時はそれで終り。その後、別に普通に過ごして。

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また話が飛んで鳥がぶつかってきた時から一年半、去年の十二月の話なんだけどさ。

僕は、鳥人間サークルといっしょに学生会もやっててさ。

忘年会だーって学生課の人とか一部の教授とか誘って、学生会主催で忘年会開いたんだよ。

そこで学生課のおっちゃんと話しててさ、なーんか話の流れで鳥人間の話に。

おっちゃんは鳥コン毎年見てるファンだった。

んで話してて、ふと鳥がぶつかってきたこととOBの話をしたんだよ。

そしたらおっちゃん、「それっておかしくないかい?」

おっちゃんもう学生課に18年勤めててさ、僕が話した当時のサークルの状態も話半分にしってたらしく、おっちゃんが言うには、確かにその年に大学で成績落として留年決まった生徒がいた。そしてそれがサークルがんばってそのせいで成績を落とした。

でも彼はその年に大学を辞めてはいない。留年が決まって三ヶ月くらいあとに、自分の部屋で自殺した。

それで、彼の自殺については大学側も警察からいろいろ聞かれたから、今でも覚えているし間違いないって。

結局、自殺は留年からくるノイローゼが原因じゃないかということになった。

ってな話をおっちゃんはしてくれた。

それで、続いてこんな話も聞かせてくれた。

当時大学ではうわさが流れていたと。自殺した彼はノイローゼじゃなくて、大会で失敗して記録を出せなかった彼を部員が総がかりでせめた。イジメにちかかったんじゃないか。
それを苦にその人は自殺してしまったんじゃないかと。

そんな風な噂があった事を話してくれた。

僕にはOBとおっちゃんのどちらが正しいかは未だにわかりません。

自殺があったのは今から考えると七年前。

周りに当時のサークルの事を知る人はもう回りにいないし。

もし、OBの話が正しいのならば確かにおかしい。

鳥がわざわざぶつかってくるのは、まともに考えてどう考えても激励とは受け取れないから。

それならば、おっちゃんの話が正しいのか?

だったら僕に話をしてくれた、そのOBはその話の当事者になるのでは?

おっちゃんの話が真実だとするならば、部全体で一人の人間を死に追いやった事実を曲げて、当時のOB全員が無視しているのではないか?

じゃああの鳥は自殺した彼が……?

今年度になって僕は4年に進級し大学の研究室に入り、最近では忙しく研究室が別の校舎にあることもあり、サークルにはここ三ヶ月くらい顔を出していない。

今年も後三ヶ月もすれば鳥コン本番がやってくる。

また今年も窓ガラスに鳥がぶつかってくるのでしょうか?

後日談

一つ書き忘れてた。

去年も鳥が鳩だったらしいんだけど窓ガラスにぶつかって死んでる。

あと、僕はこの話を来年の二月あたりである追いコンで引退する時に、後輩に話してやろうと考えている。

(了)

 

生まれ変わりの村

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