【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

あの夏の恐怖体験

      2016/12/28

Sponsored Link

去年の夏の話です。

新しく引っ越したアパートで、天井から音がするようになったんです。

なにかが這い回るような音でした。いつも和室の方で聞こえました。

ある日、彼を部屋に呼ぶことになりました。

私は「そうだ。なんの音か、彼に見てもらおう」と思い、押入れの天袋から屋根裏を見るようお願いしたんです。

彼は懐中電灯をもって屋根裏を覗いてくれました。

首から上が天袋にすっぽり入っています。

二~三分でしょうか。彼は無言で見ていました

。私が「どう?」と聞いても、まったく反応しません。

「大丈夫かな」と思っていると、彼が一度ピクッと動いて、そのあと、頭を戻しました。

そのときの顔が異常でした。

別人の顔……というか宇宙人のような顔で、私は驚いて固まってしまいました。

すると彼は「あっ」っと言って後を向き、手で顔を覆いました。次に振り向いたときはいつもの彼でした。

彼はソファーに座ると、天井の電気をじーっと見ていました。

そして、やたらにペロペロと舌なめずりをしていました。私が

「……ねぇ……どうしたの?」

と言うと、彼は上を向いたまま、こう言いました。

「おまえは、たぶん大丈夫だから」

そして彼は、テーブルにあったお菓子やおつまみをいきなりガツガツ食べだしました。

あっという間に全部食べて、なにも言わず部屋を出て行ってしまいました。

それ以来、彼はずっと行方不明です。携帯も不通で、自宅や実家にも帰っていないそうです。

ちなみに、あの音はその日から聞いていません。

それから数週間後です。また怖いことがありました。

夜、家路を急いでいると、電柱の明かりの下に、ボロボロの服を着た男性がいたんです。

その男性は外灯にしがみ付き、空中の何かに腕を伸ばし、必死につかもうとしているようでした。

「きっと、頭のおかしい人なんだ」と思い、遠回りして帰りました。

アパートに近かったので、しばらくは本当に怖かったです。

彼の出来事でナーバスになっていたこともあり、私はすぐに引っ越しを決めました。

あの夏は本当に怖い体験ばかりでした……

(了)

 

赤いヤッケの男 山の霊異記 [ 安曇 潤平 ]

Sponsored Link

 - ほんのり怖い話

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

グネグネ

  19のころ市内の実家にふらりと帰った夜、家の近くの路肩に車を停めさ …

見える彼女

  あれは三年ほど前の十二月。冬になると思いだす俺の体験談です。 16 …

道中線路の怪

  この間の夜、田舎の方に自転車で行って来たんだが、道中線路があってそ …

睡眠障害

  2008年にマンションに住んでから不思議な事ばかり起こる。 398 …

松林のお婆さん

小さいころ、ぼくは知的障害を持っていると思われていました。 言葉や文字に対する遅 …

夜の山道一人置き去りマラソン

  俺は小学一年の夏に引っ越して、ド田舎の小学校に転入した。 609 …

匂いで癌がわかる

  色々落ち着いたからまとめるついでにちょっと話したくなった。当方男で …

姉の電波トーク

  俺が小学生で、五歳上の姉が中学生だった頃のこと。 190 本当にあ …

夜に彷徨う姉

大叔母の話だが、その昔夢遊病だったらしい。もしくは狐憑きなのかも知れないが、とり …

お下がりの学習机

俺のうちは昔超貧乏で、欲しいものなんか何一つ買ってもらえなかった。 着てる服は近 …