【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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都市伝説・傑作ショートショート集 【戊の巻】

      2017/09/05

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落ちた人影

夏の終わりに川でキャンプをしに行った時の話。

俺と友達は川辺でバーベキューのセッティングをしていた。

ふと顔を上げると、上流の方に見える吊り橋に人影が見えた。

友達も気づいた様子なので、「あそこスリルありそうだな」なんて言って笑った時だった。

「あ」

友達が呟くようにそう言ったので視線を戻すと、さっきまでいたはずの人影が消えていた。

何が起きたのか理解して、数秒固まってしまった。

がしかし、すぐ我に返り、他のみんなにも知らせて通報をした。

結局それでキャンプは中止になり、みんな家に帰る事になった。

それからしばらく経っても、あの川で遺体が見つかったという話を聞くことはなかった。

記憶もおぼろげになり、鳥か何かを見間違えてただけじゃないかと思い始めた。

友達にもそう言ってみたのだが、「あれは鳥なんかじゃない」とひどく怯えた調子で否定された。

その様子があんまり大げさだったので理由を聞いてみた。

あの人影が吊り橋から落ちた後、空中でふっと消えたのだという。

「じゃあやっぱり見間違えだったんじゃないか?」

そう言う俺を遮って、友達が口を開く。

「あれからあいつ、毎晩うちのベランダから落ちてるんだ……」

 

異空の団地

これはどうしても忘れらない話。

うまく言えないんだけど、あれは8歳の頃、小学校の友達十数人と当時ドロケイ(ケイドロ)と言う遊びが流行っていました。

もっぱらその遊びをする場所は、北区にある高島平団地。

そこは当時、自殺も有名な団地だったんですけど、まだ子供だったからそんな事を気にも止めずに遊んでいたんです。

僕と友人の二人は泥棒役で、警察役の友達から必死に団地敷地内を逃げ回っていた時。

一緒にいた友人が「このままだと捕まるからエレベーターで上に行こうよ」と、僕らは一号棟のエレベーターに乗り最上階を目指したんです。

そのエレベーターっていうのは、昔の団地によくあった、縦に細長いガラス窓がある外の景色とエレベーターホールの様子が見えるタイプでした。

警察役の友達に、外から見られないように背を向け身を潜めながら、最上階へ。

ドアが開いて振り向き、友達が「あれ?!!」と言って、指差す方向を見たら、その階からは普段街の景色が見えるはずなのに目の前には、あるはずのないもう一つの団地がありました。

そこにあるはずのない建物の理解に苦しんだ僕達は、そのまま1階に降りて様子を確かめました。

そしたら僕達の乗っていた1号棟団地エレベーターから、2号棟のエレベーターにワープしてたんです。

その事を、遊んでいた全員を集め説明しても誰も相手にしてくれず、一緒に乗ってた友達と、もう二度と言うのは止めようと約束して、それから、その話にはいっさい触れずにいたんです。

数十年後の同窓会で、ふとした子供の頃の昔話のなか、あの時の話し覚えてる?と友人に聞いたら

「あの時のワープ!?って夢じゃないよな!?」

と急に顔色を変え、僕らの体験した出来事は夢じゃなかったと気付きました。

今もあるあの古びた団地には、他にも不思議な事件があったようです……

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地下鉄の亡霊

俺は新宿に行く為駅に向かった。

最寄り駅は地下鉄都営〇〇線の『西〇〇』という駅。

改札を過ぎてホームに行くと、ホームの真ん中で背中をこっちに向けて泣いてる女がいた。

女は両手でハンカチを顔に当て、肩を震わせていたので泣いてる様に見えた。

また女は背中が尋常じゃないぐらい濡れていた。

それが汗でなのかは分からなかったけど、その日は晴れていた。

その姿があまりにもはっきりと見えていた為、普通の人だと思ってた。

それまで幽霊なんて見た事も無かったし、俺はアンチ心霊現象派でしたから。

俺は声を掛けた。

「大丈夫ですか?」

……シカト。

何だよ……でもあまりにも具合悪そうだったから周囲に駅員がいないか見渡した。

……いない。

てゆーか乗客さえ誰一人としていない。

振り返って女を見るとその女!こっちを見ていた。

ハンカチを鼻の辺りまで下ろして様子を伺っているんだが顔が……

火傷をしたかの様にただれている。

膿んでいるみたいで、黄色い膿の様なものまで見える。

そんな顔で睨まれていた。

俺は視線を外したくても外せなくて後ずさりしか出来なかった。

すると後ろから「お客様?」って声が聞こえて駅員が立ってた。

駅員に「そこにぐちゃぐちゃの女の人が……」って指差すと女は消えていた……

その間わずか1秒。

ワケ分かんなくなって気持ち悪くなって泣けてきちゃったら、駅員がなんか部屋に連れてってくれた。

内容話したら、最初はしらんぷりをしてたけど、俺がおかしくなってるもんだから、

『昔、墓地を潰して造った駅』だとか『幽霊を見たという苦情がたくさん寄せられてる』なんて事を話してくれた。

他にもその駅で飛び込み自殺をするサラリーマン型幽霊を見たりするんだ、今でも……

[出典:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1222849230]

(了)

 

怪談社(終の章) [ 伊計翼 ]

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