【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

都市伝説・傑作ショートショート集 【乾の巻】

      2017/09/01

Sponsored Link

飲酒運転 その1

ある男性会社員が帰り際に仕事仲間との飲み会に参加した。

しこたま飲んでしまったが、家まではわりと近い距離だったために、代行タクシーを呼ばずに車を運転して帰ることにした。

しかし、家までもう少しというところで一瞬だけ眠ってしまった。

一瞬ひやりとしたが、すぐにハンドルを取って家に帰ることができた。

次の日仕事に出ようとガレージに向かった彼は、信じられないものを見てしまう。

それは、自分の車の屋根の上で死んでいる女の子だった……

飲酒運転 その2

両親と一緒に家に住んでいる大学生の男が、ある日、サークルの飲み会の帰りに面倒くさいので自分の車で家に帰ることにした。

飲酒運転である。

男は運転している途中に「ドゴン!」という音が聞こえた気がしたが、それほど気にも留めず家に帰るなり寝てしまった。

次の日、警察官が男の家を訪ねてきた。

対応した母親に「息子さんはいますか?」と聞いた。

男は何事かと思い、警察官と一緒に自宅のガレージに向かった。

男は自分の車をみてぞっとした。

車の下には、体の半分を失った死体が挟まっていたのだ。

男が帰る途中に聞いた「ドゴン!」という音は、人を轢いてしまった音だったのだ。

車の下の半分となってしまった死体の目は男の方を恨めしそうに見ていた……

見ていた女 その1

その音に興味を引かれた彼は、どきどきしながら木を掻き分けて音のほうへ歩いていった。

そして見てしまったのだ。

白装束を着て……わら人形を打ち付ける女を……

「コーン!コーン!」

わら人形には五寸釘が深々と刺さっていた。

「うわっ!」

彼は思わず声を出してしまった。

その瞬間かなづちを打つ音が止まり……

女が彼のほうを振り向いた……

それは鬼気迫る鬼の形相だった。

女がこちらへ走り出すのと彼がその場から逃げ出すのはほとんど同じだった。

彼は無我夢中で走った。

ザッザッザッ!

だが女は土地勘があるのか、彼との差を狭めているようだった。

「ヒヒヒヒヒヒ……!」という女の叫び声も後ろで聞こえる……

『このままでは捕まってしまう!』そう思った彼の視界に公衆トイレの明かりが見えた。
彼は一番奥の個室へ駆け込み鍵をかけて息を殺した。

静寂が辺りを包む……

トイレのそばで女の足音がしたがそれも聞こえなくなった。

『助かった…の、か……』だがまだ安心はできない……

女が外にいるかもしれない……

しかし足音は聞こえない安堵感もあいまって彼は個室の中で眠ってしまった。

目が覚めて時計に目をやるともう四時を回っていた。

「もう大丈夫だ……」

そして帰ろうとした彼は立ち上がり何の気なしに天井のほうへ目をやった。

そこには白装束をきた女の不気味な顔があった。

女は一晩中、彼を上から見下ろしていたのだ……

見ていた女 その2

ある学生がケガをして病院に入院した。

怪我自体は軽く、一週間もすれば退院できることのことだった。

しかし、その病院は「出る」と評判の病院であった。

ところが霊を信じない彼は、友人にそのことを聞いても全く気にしていなかった。

ある日の深夜。

トイレに行きたくなり目が覚めた彼はよたよたとトイレへ向かった。

深夜の病院は不気味な雰囲気ではあったが、彼はよろけつつもトイレの前に来た。

カチャカチャ……カチャカチャ……

そのとき廊下の奥の方から金属が触れ合うような音が聞こえた。

『なんだ?手術の用具でもトレイに乗せているのか?だがこの階は病室しかないぞ……』
そして音がだんだんと近づいてきました。

それは彼の予想通りに、手術用具を乗せたトレイを押している看護婦であった。

が……血だらけの白衣と禍々しい空気から彼女が人間でないことは明らかだった。

彼は仰天した。

早く逃げないと看護婦に見つかってしまう!

しかし今の彼は怪我をしているので早くは動くことは出来ない。

そこで目の前のトイレに駆け込み個室の鍵をかけ隠れることにした。

カチャカチャ……カチャカチャカチャ……

キィーキィー……

トレイを押す音が大きくなってくる。

彼は必死に息を殺し通り過ぎるのを待った。

そしてしばらくすると彼の思いが通じたのか、トレイの音は聞こえなくなっていた。

『よかった……助かった……』

安堵した彼が病室に戻ろうと顔を上げると……

血だらけの看護婦と目が合った。

看護婦は、彼の存在に気付いていたのだ。

そして、トイレの扉に手をかけ、彼を見下ろしていたのだ……

(了)

 

超ー1 怪コレクション 夜明けの章 [ 加藤一 ]

Sponsored Link

 - 都市伝説ショートショート集

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

都市伝説・傑作ショートショート集 【己の巻】

  魘される 高校の頃、先輩の松次郎さんから聞いた話です。 松次郎さん …

都市伝説・傑作ショートショート集 【丁の巻】

  霊犬シロ じいちゃんが亡くなって、じいちゃんの唯一の財産ともいえる …

都市伝説・傑作ショートショート集 【甲の巻】

先日、久々にリアルで有名な都市伝説を聞いた。 「友人の友人のいとこの叔父さんが大 …

都市伝説・傑作ショートショート集 【辛の巻】

動き回る人形 子供の頃から人形は怖かった。 友達みんなでお人形ごっこするじゃない …

都市伝説・傑作ショートショート集 【兌の巻】

スカート 男女のグループを乗せた車が道路で大事故を起こしてしまった。 何人かは明 …

都市伝説・傑作ショートショート集 【巽の巻】

  輪廻転生 あるところに美男美女の新婚夫婦がいました。 結婚生活もし …

都市伝説・傑作ショートショート集 【丙の巻】

  メットをかぶった母親 大学時代一人暮らしをしていた俺は、夕方アニメ …

都市伝説・傑作ショートショート集 【庚の巻】

  赤堤防 俺の田舎に通称「赤堤防」っていう防波堤があるんだ。 ま、名 …

都市伝説・傑作ショートショート集 【坤の巻】

行方不明さん 名前通り、行方不明(なでかた ふめい)さんって人が居るらしい。 現 …

都市伝説・傑作ショートショート集 【癸の巻】

  ギョロ目オヤジ 俺的に洒落にならないくらい怖い話。 当時、俺は三歳 …