【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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禁じられたピッチ遊び

   

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高校二年の時のことなんだが、夜な夜な仲間内と近くの公園で集まってはバカなことしてた。

747 :本当にあった怖い名無し:2010/04/10(土) 02:00:52 ID:1Ieow8gxO

街灯の灯りだけでサッカーやったり、まぁ楽しかったんだ。

だけど一番ハマッた遊びはコレ。

当時持ってたPHSで仲間内五~六人で、ありそうな知らない番号に勝手に電話して、女の子がでるまで掛けなおす。

女の子がでたら出来るだけ長く話すと。

会話が始まったら皆そいつの周りに集まって聞き耳をたてて会話を楽しむというものだった。

今にして思うとはた迷惑なあそびだったと反省してる。

結構スリルあってさ、ドスの聞いたオッサンと電話口で喧嘩したり、もしかして○○?とか言われて、話合わせてたら死んじゃった彼氏と勘違い号泣されたりと、色々なエピソードが生まれた遊びだったけど、その一つ。

自身唯一の苦い思い出がある。

さて、何回かけた頃だったろうか。めっちゃ物静かな女の子がでたんだ。

俺はいつも女の子がでると緊張しちゃって妙なハイテンションで会話がスタートしちゃうんだよね。

だからその様子を見て友人は合図をださなくても集まって、聞き耳を立てに集まってきた。

覚えてる限りこんな会話だった。仮に杏子さんとするね。

「もしもし」

「もしもーし!あっゴメンねー!こんな夜中に。起きてた?つか何してたー?」

「?あれ?誰?」

「誰ってまたー。俺だよ俺!」

「?本当に誰?間違いなら切るよ?」

「ちょっと待ってよー。確かに間違いだけど折角だし何かの縁だし、ちょっと話そうよ!」

「ええ?!んーいいよ。少しなら」

そこから挨拶もそこそこに夜中だというのに話込みだした。

話してて妙に楽しい。

聞き耳たててる友人を散らして更にプライベートな話題へ。

聞いていくうちになんと、驚くことにどうやら同じ年に加え、住んでる地域も近いとのこと。

流石にお互い警戒してたから全部をさらしあったわけじゃないけど、使っている路線とかで容易に想像ができた。

一時間ぐらい話し込んだとこで自分の電池切れで会話が終了しそうだったんだけど、最後に名前を聞いてまた連絡する約束をしたところで初めての電話は終了した。

友人のところに戻り会話の内容を報告。

散々ちゃかされたとこでその日は解散した。

帰り道俺はずっと杏子の事を想像してた。

当時彼女なんぞいなかった俺の妄想は膨らむ一方。

次の連絡が楽しみで仕方がなかった。

次の連絡は割と早い段階で訪れた。

初めての会話の翌日。

杏子から電話がかかってきた。

「早速電話しちゃった。今何してるの?」

「おおっ。今学校の昼休みだよ。突然どうしたの?」

「突然って(笑)彼女が彼氏に電話して何がいけないの(笑)?」

会話の飛躍に驚愕した。

確かに昨日俺は妄想はした。

しかしこの流れに乗ることができず、俺は取り乱してしまった。

「…え?またまたぁ。誰と間違えてるのさ」

「間違える?何を……?だって昨日沢山電話したじゃん」

「えぇ!?だってお互い住んでるとこもどんな顔かも知らないんだよ?」

「そんなのお互い様じゃん(笑)これから知ればいいことでしょ?なんなら今日会おうよ」

「いやいやいや。今日は部活だし。なんか昨日と雰囲気違うよ?本当に杏子なの?」

ちょっと沈黙

「ほんとの?本当って?何が本当で何が嘘か。あなたに何がわかるの?ねぇ?本当の私って何?あなた知ってるの?私でも知らない本当の私を何であなたが。なんであなたが!」
覚えてる限りこんなこと言われた。

本当に凍りついた。

ほんとはもっと長かったような気がするけど最後の方は発狂してた。

身の危険を感じ、俺は電話を切って電源も切った。

その日一日俺は頭の整理と恐怖から電源を入れることが出来なかった。

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翌日の夜。

いつもの友人と集まり昨日の出来事を相談した。

けどまぁ結局のところ、相手に住所が知られてるわけでもないのだから気にしなくていいだろうと諭され、俺もそりゃそうだと思い、一日振りにPHSに電源を入れてみた。

ほんと。入れた直後だよ。

杏子からの着信

完全にびびっちゃてさ、友人にでてよって頼むけど一切拒否。

けど元はといえば自分の質の悪い悪戯から発生したんだからちゃんと謝ろうと思い、電話にでた。

「もしもーし。あっやっと電話にでたー!今何してるの?」

「昨日は突然切ってごめん。あのさ本当にごめん。自分から電話しておいて悪いのは十分判ってるんだけど、杏子とは付き合えないよ。もうこっちから連絡しないし連絡しないで欲しいんだ」

「あなたがそのつもりでも、もう無理だよー。だってあなたとは離れられないもん。それよりさぁ会って話そう!会えばお互いもっと好きになるよ!今どこ?ねぇ教えて!」

ここで聞き耳たててた友人が電話を切り、こいつはヤバイ!着信拒否しようとなった。

今もそうだと思うんだけど、端末で着信拒否しても音は鳴らずに履歴って残るよね?

もうね。その日から決まって十五時~十七時・二十二時~おそらく向こうが寝るまでずーっと着信。

一分の間に履歴二十個が全部埋まってた。

そんなんが一週間続き、あまりにひどいから当時有料だった迷惑電話ストップサービスに加入して着信履歴にも残らないようにしたのもつかの間。

次は公衆電話からの着信攻めでした。

あなた知ってます?

履歴も残らない拒否サービスを公衆電話に適用するのって、一度その電話を取ってからあるダイヤルにコールすると成立するんだけど。

今回の件が落ちつくまで延べ二百個以上の公衆電話を拒否したんだけどね。

それで、うちから徒歩三〇秒の公衆電話から自分の番号かけたのよ。

『おかけになった番号へはお客様の都合によりお繋ぎ出来ません』

ってなってた……

(了)

[出典:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1269425456/]

 

日本霊界地図 [ 並木伸一郎 ]

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