【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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呪われた踏切

   

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こんな話を聞いた。

私が保険の仕事していた時の不思議な話。

S県で列車に轢かれて死亡し、保険の請求があったんだけど、それで現場に状況調査に行った。

死亡した人は家を建てたばかり。

踏み切り近くの寿司屋で上機嫌で酒を飲んで、さて帰ろうと家に電話をして奥さんに車での迎えを頼んだ。

奥さんが来る頃外に出たんだけど、奥さんが店の中に顔を出して主人がいないと聞いてきたらしい。

そんなに遠くないとこなので歩いて帰ったのじゃないかと、居合わせた人は思ったらしい。

家は線路などは渡ったりしないで帰れるところ。寿司屋はやや線路沿いにあった。

奥さんは家に帰ったところ、警察から電話があり、事故で死亡者の確認に来てくれといわれる。

行ってみると、ご主人が礫死体となっていたらしい。

保険会社としては事故か自殺か調べてくれとのこと。

死亡した人は公務員。特に仕事上問題も無く人のいい人。

奥さんも家庭円満。病歴も無く、自殺などする動機は皆目見当たらない。

事故の可能性は、家と反対方向に現場はあるため帰宅途中とは思われない。

しかも迎えに来るように電話して、来る直前に店を出ている。

外にいた時間は五分足らずだったらしい。

その間に何があったのか……?

どう考えても分からない事件だった。目撃者もいないし。

結局その件は、酒に酔って間違えて線路に入った事故だろうということに、警察も悩んだ結果処理することになり、事故扱いで保険も処理された。

しかし寿司屋の話では、ほろ酔いではあったがそこまで酔った状態ではなかったと。

さて現場に行ったところ、ちょうど保線係の人たちが其処に居合わせたので話を聞いたところ、ここは昔からそういう死亡事故が多いから、あまりここには近寄るなとのこと。

特に夕方からがそういう事故が集中しているとのこと。

あんたも早く帰れといわれてしまった。

そこは今でも事故の多い所として有名です。

 

親戚に国鉄時代から保線屋をやってる人がいるけど、どういう訳か事故が多発する特定の場所ってのはいくつかあるらしい。

この保険屋さんが遭遇した事案の場所も、そういう所なのかも。

 

という訳で、親類に聞いた『呪われた』としか言いようの無い踏切の話。

そこは幹線道路をちょっと外れた場所にある、やや細い踏切。

幅が二メートル半程で、一方通行になってる。

車からも電車からも相手がよく見え、例え夜でも電車のヘッドライトがかなり遠方から確認可能で、もちろん遮断機等も完備。

にも関わらず、年に二回か三回、必ず対自動車の踏切事故が起きた。

いずれも遮断機が降りているにも関わらず踏切に侵入し、電車に衝突されて車が飛ばされる状況で、車側の運転者は全て死亡している。

中には、車側が「この程度の壊れ方じゃぁ普通死なないだろ?」という程度の損傷でも、やはり運転者も同乗者も死亡していた、という事故もあるらしい。

判らないのは、事故に遭うのは決まって余所者だったって事。

それも、隣の県とか、酷い時には五〇〇キロも離れた場所から来た車もあったそうな。

地元の人はみんなその踏切が不吉な場所って事を知ってるし、無理にそこを使わなくても一〇〇メートル程隣にもっと広い踏切があるので、そっちを使っている。

それに、線路の向こうは一面の田園で、そこを使ったからといって何処かに抜ける近道になる訳でも無い。

にも関わらず、何故か地元で無い人がわざわざその踏切に突入し、死んでいる。

まるで、何かに誘われてでもいるかのように。

結局、地元の要望で踏切の真ん中に杭を立てて、歩行者・二輪車限定にしたものの、それでも無理矢理車で突入してきて衝突、という事故が発生してしまい、最終的には地元の要請もあってその踏切は廃止されたそうな。

事故の一報を聞くと、「ああ、またあそこか」と保線区の人が揃って溜息を零す程、一部の人にとっては有名な場所だったらしい。

場所は……

書くのはやめときます。

(了)

 

密教の呪術 [ 池口恵観 ]

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