【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

俺の兄ちゃんの不思議な話

      2017/03/27

Sponsored Link

俺には二つ上の兄ちゃんがいるのだが、その兄ちゃんに関する話だ。

605 :本当にあった怖い名無し:2016/09/13(火) 23:11:57.56 ID:KWQLPcsW0.net

俺がまだ小学生だった頃の夏。

俺と兄ちゃんの部屋は二階。

日曜日の昼頃に目を覚ました俺は一階のリビングに向かった。

いつもなら俺以外の家族全員が昼飯を食ってる頃で、俺は遅めの朝食を一緒に食べるってのが休日のお決まりだった。

でもこの日はリビングに誰もいなかった。

この時点では「あれ?出かけたのかな?」くらいにしか思わなかったのだが、段々と気味の悪い事に気が付きはじめた。

毎日うるさく鳴いてた蝉の声が聞こえない。蝉どころか音が一切してなかった。

不安になった俺は直ぐさま外に駆け出し、様子を確認する事にした。

やはり車はなかった。

出かけているという事はわかったが、嫌に静かな事が俺の不安を煽った。

因みに俺の家は国道沿いにあり、田舎だがまぁまぁ車が通る。

だがその時は車も一切走っていなかった。

世界に一人だけになったような気がして恐ろしくなり、すぐ家の中に戻った。

怖さを紛らわせようとテレビをつけると、テレビ番組は普通に放送されていた。

それを見ているうちに俺は怖さを忘れていき、誰もいないんだしこっそりアレを見るかと、親の隠している工□ビデオを押入れから引っ張り出した。

もう一度車が無いことを確認し、いざビデオ鑑賞しようという時に、リビングの隣の和室から唸り声のような音が聞こえてきた。

一瞬で凍りつき、しばらくフリーズした後に恐る恐る移動し、

そーっと和室を覗くとそこには兄ちゃんが寝てた。

ゾッとした。

兄ちゃんに工□ビデオを見ようとしているのがバレたかもしれない、という恐怖ではなく、どう見ても兄ちゃんなのだが、「兄ちゃんがここにいるわけがない」「これは兄ちゃんでない何かだ」と直感で思った。

でも子供って不思議なもんで、怖いと感じたものをなぜか怖くないように振る舞い、変に平静を装うよな。

対象に怖いって思ってる事がばれないように。

少なくとも俺にはそういう習性があった。

Sponsored Link

で、いつも以上に兄ちゃんに愛想を振りまきながら話しにいったわけなんだけど

話して分かったのが、兄ちゃんは風邪をひいて寝込んでいる、父さんと母さんはヨーグルトを買いに行っている、っていう事だった。

話してみるといつも通りの兄ちゃんだったので安心した俺は、ビデオを出しっ放しにしてある事を思い出し、片付けに行った。

ビデオを片付け、兄ちゃんとおもちゃで遊ぼうとおもちゃ箱をあさっていると、兄ちゃんが俺を呼んだ。

ビーストウォーズの茶色い恐竜を持ってすぐさま兄ちゃんのもとに向かうと、兄ちゃんはひどくしんどそうでおもちゃ遊びどころでは無さそうだった。

辛いのか、うーうー唸りながら兄ちゃんは俺に何か訴えかけようとボソボソと言っている。

近くで聞いてみると「写真を撮って」と言っていた。

意味がわからなかった俺は、何で?と聞き返すと、兄ちゃんは「心が綺麗になるから」と言った。

??だったが、この言葉は印象的でよく覚えてる。

その直後、玄関のドアが開く音がした。

親が帰ってきたと思い、俺はちょっとヤバそうな兄ちゃんを親に任せようと玄関へ走った。

するとそこには母さんと、寝てたはずの兄ちゃんがいた。

驚愕した俺は、兄ちゃん寝てたやんけ!一瞬で移動した?などと聞いてみるが、何言ってんだこいつ状態で、とりあってもらえなかった。

兄ちゃんは母さんの買い物について行ってたとのことで、じゃあ寝てた兄ちゃんは誰だよと確認しようと和室に向かったが、そこにはもう寝てた兄ちゃんはいなかった。

兄ちゃんどころか敷いてあった布団も出ておらず、いつも通りのさっぱりとした和室だった。

ビーストウォーズは置いてあった。

昔から何を言っても、真実であっても兄ちゃんに言い負かされてきた俺は、もうこの事について話すのをやめたが、あの日和室で寝てた兄ちゃんらしき人物は、夢でも幻覚でもなく確かにそこにいた。

今でもたまに兄ちゃんらしき人物が言っていた言葉の意味を考えたりしてるが、結局分からず終いだ。

ちなみに父さんはこの日、鮎釣りに行ってた。

(了)

[出典:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1467343230/]

 

怪談 [ 小池壮彦 ]

Sponsored Link

 - 奇妙な話・不思議な話・怪異譚

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

img0938
晴れ男参上

俺は雨に濡れない。 733 :本当にあった怖い名無し:2015/07/23(木) …

img1453
『のりちゃん』と『やんしゃん』

つい先日、祖母が亡くなった。 663 本当にあった怖い名無し 2011/10/0 …

geesen-touna
ゲーセンで盗難

  仕事帰りに行きつけのゲームセンターで三国志大戦をプレイしにいった。 …

151019_000
奇妙な公衆電話

高校生の時の話。 483 本当にあった怖い名無し 05/01/24 22:50: …

150918_017
奇妙な交通事故

小五のとき、通学路の交差点を渡っていたとき、右折車が横断中の俺めがけて突っ込んで …

150831_000
アイスクリンバス

これは私の父が、若い頃に友達から聞いた話です。 昭和××年四月九日、斉藤一家は父 …

151128_007
夏みかんの木の神様

ちょっと不思議な話を親から聞いた。 今から25年位前、八丈島という所に転勤になっ …

151212_002
空白の記憶

バイト先の店長から聞いた話。 その店長のお兄さんが(猿岩石の『白い雲のように』が …

150920_002
狐とサバゲー

以前、人家から相当離れた山中で数回夜戦を行った。 631 :名無し迷彩:2006 …

img1154
記憶の中の母親

俺の母親は、俺が小学生二年生の時に死んだ。 45 :本当にあった怖い名無し:20 …