【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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ネオ『くねくね』

      2017/12/11

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都市伝説に『くねくね』っていう話、ありますよね?

白くて、くねくねしていて、見ると……

てやつ。

それと関係はわからないけど、これは『くねくね』についてお父さんに教えたら、かわりに話してくれた話です。

「お父さんはそれの仲間をみたことあるぞ」

以下、父の話です。

お父さんの日課はポチ(うちの犬の名前です)の散歩だよな?

その日も…だいたい4時5時っくらいにポチ連れて歩いてきたんだわ。

コースは、うちをぐるっと囲むようにある田んぼの畦道。

まあ、見えるもんなんて、田んぼと畑とお墓くらいしか見えないわな。

私「うち、田舎だからね」

父「そのぶん、見晴らしはいいよな」

そう、見晴らしがいいから、人が歩いてるのなんて一発で見えるんだよな。

時間帯的にも犬の散歩ラッシュだから、お父さん以外にもちらほら犬連れて歩いてる人がいるんだわ。

向かいからきたときは、すれ違うときに挨拶なんかして。

うちのポチは臆病ですぐ飛びかかろうとするから、リードで押さえて準備してからすれ違うんだよ。

他所んちの人や犬、怪我させちゃ面倒だからな。散歩するときはいつもだいたいそんな感じなの。

んで、そんときも向こうに人影が見えたのさ。

その時はお父さん、『あ、こっち来るかな』って身構えたんだけど…

田んぼを斜めに挟んだ向こうだったし、どうやらその人もおんなじ方向に歩いてるって感じだった。

だから、はち合わないだろうって思って、そのまま歩いてったのさ。

『あの人も犬の散歩かな』なんてな。

そのまんま、その人が見える位置でついていく感じで進んでたんだけど、あれっ?ってなった。

距離が変わらないんだ。

どんなに急ごうがゆっくり歩こうが、距離が変わらないんだ。

その人影の大きさがな、変わらないんだ。

そして、気がついたんだよ。

その人があり得ないほど真っ黒なことに。

影になってたとしても、見る位置が変わればなんかちょっとは変わるだろ?

だけれど、太陽を背にしようが右手にしようが、日向に居ようが影にいようが、ずっと真っ黒なまんまだったんだ。

顔もわからない。誰なのかわからない。

でも決して見えない位置じゃなかった。

普通なら誰なのか判別できる位置に、確かにそこにいる。

なんだかわからない、人の形をした黒い影が。

お父さんと一定の距離を保ちながら、蠢いていたんだ。

お父さん怖くなって走って走って、引き返してきちゃった。

半分引きずられるように走らされたポチが、不思議そうに見上げてきたよ。

父が話してくれた話は以上です。

父はいまでも変わらず元気ですし、正直、『くねくね』となんら関係もない話かもしれませんが、これを聞いたとき、確かにおんなじ恐怖を感じたことを覚えています。

もしかしたら、『くねくね』の亜種だったのかもわかりません。

「あれ以上見つめていたら危なかったかもな」と、父はあっけからんと笑いました。

(了)

 

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