【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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手招く少女

      2017/01/30

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ある夏の日の出来事。

612: 本当にあった怖い名無し:02/01/15(火) 01:34

後輩の清助は友人の翔太・喜美男・喜美男の彼女の洋子・洋子の友人の真由美の五人でドライブをしていた。

洋子の運転する車に清助と喜美男が乗り、真由美の車に翔太が乗っていた。

時間は日が変わろうとする頃合い。

じとっと生ぬるい空気が漂う新月の夜。

彼らは愛知の某スカイラインを走らせながら夜景でも見ようということになった……

まず、スカイラインに行く直前のコンビニでお菓子や飲み物を購入し、のんびりドライブを楽しんでいた。

車はスイスイと山を走って行く……

だんだんと山の奥に入っていった。

車は前方に真由美の車、後方に洋子という編成だった。

翔太と真由美は霊感というものが全くない。

しかし、清助と喜美男はかなりの霊感の持ち主である。

しばらく車を走らせていると大きなトンネルさしかかった。

異常なほど大きなトンネル、明かりもなく延々と漆黒の闇が続くように感じた。

するとトンネルの入り口前あたりで前方の真由美の車が緩やかに減速し停車した。

洋子「あれっ、どうしたんやろぉ?」

少し静かになっていた清助と喜美男

清助「空気が重い…な…」

喜美男「そだね…、ちょっと翔太に電話するわ」と言い電話をかける。

喜美男「翔太どうした?」

翔太「いやっ、なんか真由美が勝手にとめたんよ」

真由美は前を見つめたまま動かない。

喜美男「真由美の様子はどんなんなの?」

翔太「なんか前ずっと見つめてるけど……あれっ?」
喜美男「どうした!?」

翔太「トンネルの中になんか白い影みたいのがいる…」

真由美「翔太にも見えるんだ……」

このとき、清助と喜美男はいままで経験したことのないほどの寒気を感じていた。

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危険を感じた清助と喜美男は前方の車に駆け寄った。

そしてトンネルの中を見た。

すると、霊感の強い彼らには翔太が見た白い影の正体をはっきりみてしまった。

それはうつむきながら手招きをする小さな少女

清助「ヤバい!早く逃げるぞ!!真由美、車をだせ」

しかし、真由美は微動だにしない。

翔太がハンドルを握る真由美の腕をつかむと、信じられないほど腕が冷たい。

そして、腕が全く動かない。

真由美も自身の意思では動かせないという。

大人の男二人が全力で腕を引っ張り、ようやくハンドルをはなした。

どこか虚ろな真由美を助手席に移し、翔太が後部座席に座り、清助が運転席に乗り込んだ。

そして、一目散に二台の車は行くとき寄ったコンビニまで車を走らせた。

コンビニに着き、しばらくジッとしてから皆で話をした。

大きなトンネルの中に明らかにこの世のものでないもの見てしまったこと、すごく危ない感覚を体験したことを……

清助「今日はみんなもう帰ろう。ちゃんと塩ふっときや」

そうして、帰路に着いた。

次の日。

清助「なぁ翔太いま何してる?」

翔太「なぁんもしてないよぉ」

清助「ホンマか!?ならいまから昨日の場所にもう一回行こうよ!」

翔太「はぁ、なんでだよ!!嫌に決まってんじゃん」

清助「お願い!なんか昨日は負けた感じで悔しいんよ。昼間やし大丈夫だって!お願い!」

清助に圧されるがまましぶしぶ翔太は了解し、昨日の場所に向かった。

清助「もうすぐやなぁ」

翔太「そだね……そろそろトンネルあたりだな……」

……

………

!!!!!

二人は驚愕した。

こんなはずはないと互いに目を合わせた。

清助「………ない……トンネルが……」

互い確認しながら行った。

周りの光景も変わらない。

ただそこにあるべきはずのトンネルがない。

呆気にとられていると清助はあることに気づく。

昨日の少女がトンネルがあったはずの岩壁の側にいる。

ただ違っている部分がある。

それは、彼女がすごい形相で睨みながら手招きしていたこと。

清助曰く、もしあのままトンネルの中に入っていたら、岩壁にぶつかって死んでたかもしれないと……

もともと霊感のなかった翔太と真由美だった、が清助といたことで何らかの影響を受けて、感じやすくなったぶんトンネルの違和感に気がつくことができ助かったようでした。

これは僕が聞いた彼の体験談の中で、ダントツ怖かった話です。

(了)

 

otonatankenkisai大人の探検 奇祭 [ 杉岡幸徳 ]
北海道から沖縄まで、祭りあるところに現れる奇祭評論家・杉岡幸徳氏に連れられて、全国の奇祭を巡ることになった編集担当・鈴木。
そこで見たものは、仮面を被った怪物(パーントゥ・沖縄県)、
巨大な男性器型のご神体にまたがり揺られるギャル(しねり弁天たたき地蔵・新潟県)、生け贄に捧げられる少女たち(一夜官女祭り・大阪府)など、珍妙、不思議、奇怪な祭りの数々。それは初めて見る日本の姿だった……

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