【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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高校除霊ボーイ

      2016/09/13

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高校のときのクラスで、いじめられてる訳じゃないけど、「いじられてる」蓬畑という奴がいた。

186 2005/12/16(金) 18:30:58 ID:m1SdSJAH0

なんというか、よく問題を当てられても答えられなくて、笑われるような感じ。

でも本人はへらへら笑ってて、特に暗くも無いし、鈍感という言葉が当てはまる奴だった。

ちなみに蓬畑は喋るとき少しドモり気味で、それも笑いのネタにされていた。

夏休み前、遊びと称して心霊スポットへ連れて行って脅かしてやろうという、

高校生ボーイ丸出しの幼稚な考えを思いついた俺達グループは、そいつに声をかけた。

一つ返事で承諾した蓬畑。場所は現地でも有名なダムで、その周辺の探検という事に決まった。

そして当日。真夏の夜、蓬畑を含め五人はいたものの、場所が場所だけにやっぱりひんやりとして、ちょっと不安になった。

それでもここまで来たなら行こう、という事で、膝の辺りまで茂った草、湿って不安定な地面を進んでいく。

もちろん先頭は蓬畑。

ある一定の所まできたら四人そろって隠れてやろうという事になっていた。

バカ高校の生徒の頭で考える作戦はこれが限界。

十分くらいさまよったとき、廃屋、というか小屋みたいなものを見つけた。

それを見つけてここがタイミングだな、と隠れようとしたとき。

小屋の入り口付近に、白い女が、もう本当にイラストとかで見る「髪の長い白いワンピースの女」がいた。

どう考えてもこんな時間にそんな女がいるのはおかしいから、そいつがこの世のものではないのが一瞬でわかった。

誰かが逃げろ!と叫んだ。

俺も走り出そうとした。

ところが……蓬畑が逃げない。

「おい、蓬畑!後ろ見てみ!早よ逃げるぞ!」

といっても、きょとんとした顔で蓬畑は、

「ん、んー?なんか、お、おるんかー?」

と、どうやら彼だけ見えてないらしく、きょろきょろしてそこから動こうとしない。

置いていくわけにも行かず、逃げるに逃げれなくなった俺達。

女が滑るように近付いてくる。

蓬畑の方向ををこれ以上ない、恐ろしい笑顔で見ていた。

こいつを連れて行こう、みたいな、こいつなら気付かずに、みたいな……

やばい……とは思うものの何も出来ない。

とうとう女が蓬畑の隣りまで来た。

「なあんてな。コイツやろ?」

「え?」

唐突に、いつもの口調と違う蓬畑は女をはにかんだ笑顔で指差した。

蓬畑は女の顔に自分の顔を近づけ、面と向かって言い出した。

「おい、コラ。こんなトコでさまう事しか出来んのかお前は。いい加減死んだ事に気付け、このアマ」

ワンピースの女はもう笑っていなかった。

明らかに動揺した顔を二、三秒浮かべた後、ふっと消えた。

蓬畑は最後に「そのほうがいい」と呟いた。

途端、雨が降りはじめた。

蓬畑は唖然としていた俺達に向かって

「ん?ん、い行こ、行こ」と。

いつもの口調に戻っていた。

俺達は蓬畑と本当の友達になった。

後に蓬畑にあの時の事を聞いた。

「んー、ん、あれはな、でで、でき、できんねん、なんかな」

としか言わなかった。

(了)

 

死ぬほど怖い噂100の真相 ネットでよく見るヤバい話

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