【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

冥界からの混信

      2016/12/30

Sponsored Link

N県のS市在住です。

240 : 本当にあった怖い名無し : 2008/04/11(金) 21:25:25 ID:dYvKj/6nO

S市は昔からオカルトな噂の絶えない土地なんですが、俺が二年前に体験した話を一つ。

その日は残業が夜遅くまで続き、やっと会社を出たのが午前零時過ぎ。

俺は当時付き合っていた彼女と電話しながら車を運転し線路沿いを走っていた。

結構な田舎で山も多く、その時走っていた道に民家はほとんどないし街灯も少なく、暗かった。

自分の車のヘッドライトが照らす範囲以外ほとんど見えないから不気味に感じて、電話で彼女と会話してる間もつい後部座席を気にしたりした。

もちろん何もいないはずなんだが。

その日の深夜零時すぎ、俺は残業を終えて会社を出ると車に乗って帰宅に向かった。

終電も過ぎて静まりかえった線路沿い、山の近くで街からは離れていて、民家は少なく街灯も僅かしかない。

木々に囲まれた道はヘッドライトの照らす範囲以外はほぼ真っ暗で、こんなところを一人で運転していることが少し怖かった。

その町はいわくつきで有名だった為、余計に……

携帯電話で彼女と喋りながら気を紛らわせていたんだが、途中から時折電波が悪くなった。

「もしもし?聞こえるか?」

暗い道中彼女の声が途切れると、車の機械音と周りの小石をタイヤがぱりぱりと踏み散らす音だけが寂しく響いて急に不気味さが増す。

後部座席に何かいそうで怖い。

電波が入って彼女の声が戻ると深く安堵した。

家まではまだまだ遠く、その暗い道は続く。

Sponsored Link

……と、また電波が途切れた。

「もしもし?聞こえるか?」と俺が再び呼びかけると

おおぉ○※〓%●ぁあぁ£#☆▲あぁああ□♂@〒**▼!!!!

中年ぽい男の不明瞭な怒鳴り声が耳をつんざいた。

俺は驚きと恐怖で携帯を取り落とした。

今のはなんだ……!?

冷静になって携帯を恐る恐る耳に当てると

「もしもし…?大丈夫?」

彼女の声が聞こえてほっとした。

心臓はまだドキドキ鳴っている。

「お前、今のなんだ?」

「今の……って?」

「なんか今…電波切れたと思ったらオッサンの怒鳴り声みたいなの聞こえた。お前聞こえなかった?」

「う…ん聞こえた」

「乗せろって言ってた」

……血の気が引いた。

「おま…やめろって。勘弁して」

その日はとにかく急いで家に帰り、それ以来夜中にそこを通ることはなく、今は別の仕事に就いたので声の正体はわからずじまい。

その時の彼女とはもう別れたんですが、その子は少し霊感があったらしく、かなりはっきりと聞こえたらしいです。

あんな怖い思いをしたのは初めてで、しばらくは夢にも見ました。

(了)

 

封印された闇の日本史FILE [ 歴史雑学探究倶楽部 ]

Sponsored Link

 - 奇妙な話・不思議な話・怪異譚

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

ワープ体質

  会社の後輩に聞いた、その子の友人文代さん(仮名)のお話。 文代さん …

異世界での生活

僕はこれまで三回ほど異世界に行ったことがあります。 ただし、あそこが異世界とする …

運送バイトを昔やってたんだけど奇妙な客がいた。

  個人客メインの会社だと個人客全員がエイリアンみたいなもの。 1分前 …

ヤラミソ哀歌

 私は三十年以上生きてきて喪女、しかもいわゆる「やらみそ」なんだが…… 三〇過ぎ …

黒い封筒

  一昨年婆ちゃんが死んだ。高齢だったし、震災の心労もあったのかあっけ …

マイルドセブン

イベント関連の仕事で千葉のホテルに一週間ほど滞在しました。 普通のビジネスホテル …

生きとし生けるもの

先日、次男坊と二人で、河原にふきのとうを摘みに行きました。 まだ少し時期が早かっ …

鬼門部屋

  幽霊屋敷としか思えない家 私の母の実家は祖父母が亡くなって空家にな …

欠落感

何年か前に両親が仕事の関係で出張に行っていて、叔父さんの家に預けられた事がある。 …

雨の日の匂い

高校生の頃の話。ある日、吐き気とめまいがして早退した。 681 :本当にあった怖 …