【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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非通知着信~コンビニ店員シリーズ04

   

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塩事件の後、俺はMからのメールは無視していた。
心霊現象とか俺は関わりたくなかったのが本音だし、
正直チキンなので、自分から心霊現象に近寄る事もせんし、
せいぜい洒落怖スレで、友人と話しをするネタを探しながらガクブルする程度だった。
塩事件の後、この先は何もねえだろうと高をくくっていたのかもしれん。

7日の夜、俺が家に帰ると、妹(学生)が帰っておらず、不機嫌な親に聞くと、
バイト先の男先輩3人と、心霊スポットに出かけたという。
幽霊より狼に気をつけろと思いつつ、一応親とも面識のある男性陣なので、そっち方面の心配はなかった。

妹はバイト終わって10時過ぎに出たらしく、
テレビで取り上げられた心霊スポットのT山?とか、そんなところに行っていた。
一応心配だったので何度か電話をするが出ない。
まあそんな事もあるさ…と兄の感慨にふけながら、母に言われて妹が帰ってくるまで起きて待つことに。

俺の電話をシカトした妹は、高校生のほうの妹にメールで連絡してきて、帰りが2時過ぎになるとのこと。
そんくらいの時間なら普通に起きてるし余裕余裕。
風呂入ってモニタ画面に向かった。
そこで携帯に着信。出ようとしたところで切れた。
妹からかと思ったが、非通知だったのでイタズラか間違いだと判断して、もう一度パソコン画面へ。
12時半過ぎてたんで、この時点でマナーモードにする。

巡回サイト行ったりしているうちに深夜1時。
おっと携帯が点滅してるぜと履歴を見ると、なんと着信11件。
……おお?!バイト先か?!妹か?!
焦って確認すると全部非通知。
流石に気味悪くなって、非通知番号を拒否る事にした。
操作中にメールが入り、見るとバイト先の女先輩。シフト交換の件だった。
それに返信している最中に、丁度非通知から電話。
おうおう出てやろうじゃねぇか。可愛い声で「ごめんなさぁい(涙」って言わない限りは許さないからな!
しかし、俺が通話ボタンを押すのと同時に電話は切れた。
畜生!ちょっと期待してたのに!
イライラした俺は、その怒りをスケベ心に切り替え、モニタの美少女にぶつける事決定。

1時半回った頃に、バイブの音にビビって軽く悲鳴をあげた。
だだだだ誰だ!宇宙人か?!未来人か?!超能力者か?!
うろたえつつ画面を見ると妹。驚かすなよ!もう!

少し2時過ぎるとか言われて、ああそうと返して電話終了。
電源ボタンを押してぎょっとする俺。
着信23件。全部非通知。
そこで画面で更にビックリすることが。
俺、バイブにしてたのに、妹からの電話以外の全て気付かなかった。
おかしい。どう考えてもおかしい。いくらオナってたからってこれはない。多分。
とにかく非通知拒否設定をする俺。
もしか妹が何か連れて帰ってきたりすんじゃね?とアワワした俺は、Mにメールで助けを求める事にした。
他に頼れる人も居ないからだ。
深夜1時過ぎていたこともあって、返信こなかったらどうしようかと焦っていた俺の心配は気優に終わり、
5分で返信。
キモ!まあその時点ではキモ!て思う余裕もなかったわけだが。
『塩でも撒いとけば?』なんて呑気な返信が。
オイオイオイオイ!いつもの思わせぶりなヒントはねぇのかよ!とか返したら、
『見ないとワカンネ。実際Tに憑いてるの見たほうが俺は面白いし』とか抜かしやがる。
俺は微塵も面白かネエエエエ!お前もう一人で廃病院とか行って来い!とはツッコマずに、
あくまで平静を装い、妹を案ずる兄的に対処法を聞き出そうとする俺。
とりあえず塩、それから玄関の電気は絶対に消すなだそうで。
車で出かけたって事を話すと、『じゃあ多分Tの家は平気じゃん』と言われる。
俺の家はって何だ、と思っているところに妹帰宅。
塩を撒いたら殴られた。心も痛い。

妹の最後の電話以降は、携帯を見ずに朝まで過ごしバイトへ。
バイト先でよやく携帯を開いて、な、なんだってー!!Ω ΩΩとバックルームで叫びそうになる。
着信アリっつーか、最早着信アリアリアリ状態。
不在着信が112件。それも非通知から。拒否したはずが解除されてる。

一人でアワアワしていると、夜勤(前シフト)の人に「友達来てるよ」と呼ばれる。
ああMだなと勤務前なので私服で店内に出ると、予想通りMだった。
珍しくマフラーを巻いていて、更に珍しく女の子と一緒。
俺が出て行くと、女の子は頭を下げて雑誌のあたりに行ってしまった。
ちょww女子高生wwwとか思ったけど、フーンな表情で大人な俺。
それは置いといて、時間もないし携帯をMに見せる。
しばらくそれを見て、急に笑い出すM。
え?何?コワレタ?!電波だと思っていたがここまでとは!
人目を気にして止めると、携帯を返された。
買い換えろとか言われるのかと予想したが、特にそういうのは無く、
ただ「大丈夫大丈夫今日中…いやバイト終わる頃にはなくなるよ」と言われる。
ちなみに、妹についてこなかったってのは確認できた。
なんでも、そういう場所から灯りをつけたまま帰るとついてくるらしいんだが、
妹はバイト先の人の車で行った訳だから、その車の電気についていった可能性が高いらしい。
つまり、運転手の家が一番危ないとか。
電話は妹がその車内に居る際に、『その子』がかけてきたらしい。
今はどこからかけてるかはわからんが、憑きやすい人間に近寄りたくてやっているとか。ちょwww(ry)。
そんなこんなで、Mと女子高生は仲良く(?)去っていった。
帰り際も頭を下げる女子高生。礼儀良い。ハアハア

バイトが終わって携帯を確認すると、何と着信が13件。
直ってねーじゃん嘘つき。と思いながら確認すると、
非通知が途中から普通の携帯番号に変わっている。
お…?誰だこれ?見知らぬ美少女から普通に用事か?
なんて思ってかけ直すが出ない。呼び出し音はするものの、アウお留守番サービスに繋がれてしまう。
メッセージ残すの苦手な俺はそのまま放置、しようとしたら電話が繋がった。
ザワメキとか学校のチャイムっぽいのが聞こえて、
「はいはい」
お前何やってんの?!
「さっき携帯借りた時番号見てじゃん馬鹿だな」ってイヤイヤイヤそうじゃなくて!
と取り乱していると、店長の視線が割と痛くなってきたので、店の外でかけ直して聞いた所、
Mが大量に俺に(授業中に)着信を残したのは、
俺の携帯からMの携帯に、例の『子』の興味を移すためだったらしい。
一瞬でもMの方に行けばMがなんとかできるらしく、対処は終わったそうな。
俺の携帯のままじゃ無理なんかと聞いたら、「無理ってこた無いが多分壊れるよ」とか言われた。
『携帯が』という主語をわざと入れなかったようにも聞こえたが華麗にスルー
なんでお前の携帯は無事で…とか、そこから無駄に長時間突っ込んだが、
途中で授業が始まったらしく切られる。
今度礼でもしたほうがいいのかと思いつつ、チャリで走りながら、
そういえばあいつに携帯番号握られたと、別な意味で洒落にならないことをしたと気付いたりした。

予想通り翌日、バイト時間を狙って留守録に入れられていた怪談。

即消去。

コンビニ店員シリーズ一覧

 

怪談社(終の章) [ 伊計翼 ]

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