【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

変な高校生~コンビニ店員シリーズ01

   

Sponsored Link

俺コンビニで早朝バイトしてる20代なんだが、
7時45分から8時15分くらいまで高校生ピークなわけよ、すぐ近くに高校あるしさ。
その時間になるともう戦場で、学生服でごった返し、
他の常連客なら、毎回買うもんとか性別やら体格で顔覚えられるから、
「いらっしゃいませ」のほかにも軽く会話とかすんだけど、流石に高校生は無理。
せいぜい「おはようございます」とか、条件反射で付け加えちゃうくらい。

当然高校生無視。俺ちょっと寂しかったり(←女子相手)ムカついたり(←男子相手)するわけで(笑)
顔可愛い女子とか、やたら印象的な奴は覚えたりもするがね。
それが、9月くらいからかな、自分から挨拶する男子高校生が来てさ、
感心したりビックリしたりしてたんだけど、
別な曜日に入ってる同僚に話しても、「挨拶された事ねえなあ」とか言われて、
なんだよ、もしかして俺が忘れてるだけで知り合いかよって焦った訳だ。
まあ近くにある高校ってのがかなり偏差値高いから、知り合いなんていねえと思うけどな、なんてノリで。

で、それからもやっぱ挨拶してきて、でもどう見ても他では見たこと無い顔だし、
よく考えれば、毎日来てるとは限んないし、
たまたま俺のシフトと被ってて、ちょっと礼儀いいだけの高校生かななんて考えたわけよ。
あと可能性としては、妹が二人いるんで、その辺の知り合いかななんて思って妹に聞いても、
その高校に知り合いはいないっつーし、特徴言っても知らんっつわれる。
挨拶されるだけで、アンタ誰?俺と知り合いだったっけ?なんて聞くのもあれだろ、ほら、失礼だろ。

しゃーないから聞かないまましばらく放置だったんだけど、
10月入ってから、挨拶以外に話し掛けてくるようになったんだよ。
あたりさわりの無い会話で「雨強いっすねー」とか言われたら、「そうですね」とか返すくらいで。

ある時、「日曜日まで早起きとかマジ大変ですね」なんて言われて、ハア(゚д゚)ってなった。
俺のシフトは月火水金土で、木曜日と日曜日は休み。
ああこいつ自分が休みの日も俺が働いてるとか思ってんだろうなあとか内心笑いながら、
「そうですね」って返しておいた。
それが、その週の土曜日の夜中に店長から電話あって、明日の朝出てくれとか言われてさ、
よくあることだし、あんま気にしないで出たんだよ。
職場ついてから、そういやあの高校生に言われたっけって思い出すくらいで。
そしたらさ、来たんだよ高校生。しかも何か部活っぽい。
部活ったらあれだろ、毎週来るだろ?じゃあ何であいつ日曜日まで早起きとか言ったんだ。

言い間違いか?休日と日曜日を言い間違えたのか?とか思いながら、
なんかの練習試合のせいで馬鹿混みになってるレジを、神業的スピードでこなしてたら、
列の最後にあの高校生が並んでさ、笑いながら頭下げてくるもんだから、
こっちも頭下げてやったよ、忙しかったけど。
そんで最後尾だったこともあって、そいつのレジ打ちは普通の速さでやりながら、やっぱり会話。
けど、この日は俺からだった。

「なんかの試合でもあるんすか?」←あんま高校生で混んでると、店長が聞けって言うから聞いた。
「ああ、練習試合っす。バスケの」って軽く返されて会話終了。
かと思いきや、そいつお釣りを渡そうとしても、手を出さないで立ってんの。
うわこいつ超邪魔なんて思っても、当然口には出さない店員の鑑な俺。
「すみません」とか、この辺うろ覚えだけど言って差し出したら、
そいつ真顔で「気をつけてください」っつーのよ。
電波?!ヤバコイツ電波だった!?って焦って、
他に仕事もあるし、カウンタにお釣り置いて「ありがとうござました」って早口に言って、一旦レジ離れた。
その後はそいつも帰ったし、特に問題なく仕事から家に帰った。

俺実家暮らしの夜間学校生で、その日は家族みんな出かけてて、
俺も学校あったんだけど、学校まで時間あるし、誰も居ないちょい広い家で課題とかやるべって思った。
その日、家に帰ったら鍵開いてんの。
今までもたまにあったし、俺がすぐ帰ってくるからだと思って気にせずにいたら、
鍵の隠し場所(持ち歩かない家だから、家族のみ分かる場所に隠してある)に鍵があるんだよ。
おかしいなあなんて思って、まあそんなボケかます家族もいるさって勝手に納得して家に入った。
そしたらすげー寒いの。マジ寒いの。10月始めにしては寒すぎなの。しかもうちクーラーとかないし。

まあこんな日もあるさなんて自分に言い聞かせて、色ゲの歌口ずさみながら家の中へ。
朝のアニメ観て、洗い物したり洗濯物やったりしてても、なんか家の中にいる気がして、
ちょww俺www自意識過剰wwwなんて笑い飛ばしながら、
色画像でも見ようと思ってパソコンつけても中々立ち上がらない。
何だよウィルスかよオイオイ。
も一回つけてもやっぱダメで諦めかけたら、背後からシャーって音がすんの。
ビビって振り返ったら、うちで飼ってる猫でさ。

なんだよ脅かすなよーって一瞬微笑ましくなって直後に冷や汗。
アンタ何に威嚇してんの?
俺には超なついてるし、猫と俺の間には何もいない(と俺は思ってる)。
猫が嫌うような匂いもしないし、俺も別に尻尾をふんだりとかしてない。
数匹飼っているが、そういや帰ってきてから見たのこれが初めてだ。
皆どこ行ったんだ。寝てるにしても長時間すぎるだろ!
そもそも、俺が帰ってきたら皆寄ってくるのに、その日に限ってこなかったし。
そこで思い出す。
『気をつけてください』
いやいやいや、何を電波高校生の言う事を真に受けてるんだ。
猫を宥めて再びパソコンに向き直る俺。
目に入る女の顔。
んん?
まだ色ゲサイトに繋いでねえぞ?
っつーか、まだパソコンついてねえぞ?
で、目擦ったら消えて、気味悪かったんで家から出て、早かったけど学校に向かった。
その間もずっと寒くて、学校ついてからも寒かったんだけど、
友人は「むしろ今日は暑い」とか言ってて腹が立った。

帰りの電車で腹痛に襲われて、途中で何度も電車を降りてトイレに駆け込んだ。
食中毒になるようなもの食べてないし、特別腹が弱いわけでもないし、
風邪ひいたかもしれないと思って、その日は早く寝た。布団いっぱいかけて。でも寒かった。

金欠だったからバイト休むわけに行かなくて、下痢による脱力感と共に出勤。
店長と年上の女の先輩wに心配してもらいながら、仕事終了までなんとか頑張って、
終わってみれば、今日高校生に会ってない。
っつーか、高校生ラッシュ自体無かった。店長に聞いたらなんか祝日だった。

で、帰ろうとしたら、チャリ置き場に居るんだよ。そいつが。しかも俺のチャリの所に。
コンビニ店員って私服になると気付かれにくいし、
たまたま俺のチャリの傍にいるだけだと思って、挨拶もしないでチャリに鍵さそうとしたら、
「おはようございます」って言われてマジビビる俺。
でもそこは一応年上として平静を装い、「おはようございます」って明るく返してやった。
そのまま帰ろうとしたら、「大丈夫ですか」って聞いてくるもんだから、
俺もいい加減「はあ?」って口に出して言ったよ。
私服だし勤務時間外だし。ここは年上としてスパっと言ってやらなきゃいかんな、なんて思ってさ。
「何が?別に君と俺知り合いじゃないし、気をつけてとか大丈夫とか意味わかんないよね?」
腹の痛みもあってかなり不機嫌だった俺は、トゲトゲした口調で言った。
でも全然動じない高校生。
「いやでも、見えちゃうから」
うわ電波だ!やっぱり電波だった!
今すぐ逃げ出したいという思いと、聞きたくない聞いちゃいけないという気持ちを抑えて、
「何が?」と聞く俺。
そしたら高校生黙りやがるの。
何だコラ、ここまで来て焦らしプレイか、やるなら女子高生とがええわなんて内心で思ってたら、
突然「電車だと思う」とか言い出す。

もう意味ワカンネ。逃げよ。シカト決定した俺は、チャリに跨って走り出そうとして、止まった。
その数日前に人身事故で電車が止まったのと、
ディスプレイに映った女の顔が、やけに崩れていた事を同時に思い出したからだ。
「電車・・・」
呟いて振り返ると、いきなり顔に塩ぶつけられた。
「○○(俺の名前)は他人だし、たまたまその電車に乗ってただけだから、このくらいで落とせるよ」
年上に塩ぶちまけて、いきなり呼び捨てでタメ語かよ!って突っ込むのも忘れて唖然。
コイツはヤバイと本能が呼びかけてきたので、
何を思い出してももう振り返らない!と心に決めて愛車(チャリ)で猛ダッシュ。
しかし、その後腹痛は治まり、猫も威嚇せず、体感温度も元に戻った。

次の日も高校生は来た。しかも、「良くなっただろ」とか言ってくる。
根拠も無いのに礼を言うのが嫌だったし、店内だったので適当に挨拶して放置。
まあこれからは気をつけて、言われたら塩でも撒こうとか簡単に考えていたが、
そいつ最近俺に、「○○(俺の名前)今不安定な時期だから憑かれやすい」とか言いやがって、頭から離れない。
明日何を言われるのか不安になる。

コンビニ店員シリーズ一覧

 

怪談社(丁の章) [ 伊計翼 ]

Sponsored Link

 - 怪談

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

  関連記事

akaikaidan
赤い怪談

真っ赤な少女 これは某合戦場跡地を旅行した三日後に体験した話です。 リビングで寝 …

img0999
赤いワンピースの女

当時高校生の帰り道、駅から家までの途中に駐車場があるんだけど。 39 :本当にあ …

140622_001
ナナシ・シリーズ【全8話】まとめ

第1話 ナナシ 今から数年前、僕と僕の友人だった人間が、学生だったころの話。 と …

151117_020
野球帽の少年

昔、喫茶店で会社の同僚から聞いた話。 同僚のK氏は若い頃、すすきのの飲食店に勤め …

jinjyanoseikatu
神社の生活

  当時、私は浮浪者でした。 東京の中央公園で縄張り争いに敗れて、危う …

22-drive
ドライブ

第22話 ドライブ 大幽霊屋敷~浜村淳の実話怪談 私はドライブに行く時、大抵誰か …

151118_011
裏拍手

友人に聞いた話。 456 :2003/08/08 20:06 カップルが海にドラ …

怪kai
本当に見える人

  霊が見える、霊感がある…… 言うだけはタダだ。 この人は本当に見え …

6taino-jiyaku
六体の地厄

  1986年(昭和61年)。俺がまだ小学三年生だった頃の話を聞いてく …

rokubugorosi
六部殺し

六部殺し(ろくぶごろし)は、日本各地に伝わる民話・怪談カテゴリーの一つ。 ある農 …