【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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気味が悪い井戸のシミ

   

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誰にも話してないので身内が書き込み見たらバレルけど書く。

502 :本当にあった怖い名無し:2011/12/11(日) 12:03:40.19 ID:61ZrCV1l0

うちの家系は複雑で、離婚とか内縁の妻とか沢山いて、俺の曾祖母が同居してた曾祖父の妹や曾祖父の義理の母とかに苛められまくって、井戸に身を投げて自殺したらしい。

自殺した井戸は気味が悪いし、人にも知られたくないから、供養もせずコンクリートで井戸を埋めた。

それから代々赤ちゃんの夜鳴きとか続くし、色々ヤバイ怪奇現象とかも続出して皆まいってたらしい。

俺の母親も親父と結婚して、家のヤバさに気が付いたんだけど、井戸のことはタブーみたいになってたんだって。

俺は小学校の頃、井戸があった付近を散策して見つけた小森の中に、コンクリートの壁があって、ホントに超気味が悪いシミがあったんだ。コンクリートに染み付いていて、祖母が言うには掃除しても取れなかったんだって。

ホントに気味が悪かった。

俺が中学に上がった頃、爺ちゃんが死んで、親父の友達の坊さんが葬式に来た時、「この家は呪われている」って言って、供養するとか言い出した。

最初は皆、大きなお世話って感じだったけど、坊さんは探偵みたいに井戸のことを嗅ぎつけてね、井戸を掘り返したのかまで記憶にないんだけど、とにかく霊を供養したんだ。

坊さんが言うには、三人も井戸で身を投げてたらしい。

供養の後、別に何の変わりもなく過ごした。

でも、一年くらい経って井戸の跡を見に行ったら、シミがなくなってたんだよ。ビビッたわ。

家族全員そのこと知ってたのもビビッた。誰も言わないんだもんな。

それからは見に行ってない……

実家は西日本にあるんだけど、近所は異常に同じ苗字が多い。

京都の戦で負けた武士達が流れてきて住みついたから、らしい。

まぁ落ち武者の部落だ。だから歴史は長い。

落ち武者と悪霊は全く関係ないんだけどね。

鼠色のコンクリートに黒いシミがあった。

まるで黒い血が流れているような感じで、ホントに気味悪かったよ。

怪奇現象は、昔は子供の夜鳴きだったり、子供が疫病や神隠しに遭ったり、気が狂って精神病院に入院したり、霊が風呂に入りに来たり、台所だけ地震が起きたり(いわゆるポルターガイスト)。

俺が生まれてからは、航空写真を撮ったら俺の家だけぼやけていたり、家族全員が同じ様な金縛りを経験したり……

金縛りに遭った後、着物が擦れる独特の音が聴こえる……

後は、盆になると何故かテレビのチャンネルが突然変わったりした。

特に精神病院に入院した曾祖父の話は気味が悪い。

事業家の曾祖父はかなりのやり手で金持ちで、女好きだったらしく愛人が何人もいたらしいんだ。

曾祖母は身内以外に愛人からも嫌がらせを受けてたみたい。

曾祖父は愛人達にもひどい仕打ちをしたらしく、もて遊んだ後、酷い別れ方をしたらしい。

愛人は自殺したり、何故か川で殺された人もいる。

戦後直後だから、あんま捜査とかしなかったみたい。

その曾祖父が八〇くらいになった時、突然気が狂って、精神病院に入院させられた。

祖母の話では、病院で四つ足で行動し始めて、まるで動物のようになってしまったんだって。

家族が見舞いに行くと、四つ足の獣独特の威嚇するポーズを取ったりしたらしい。八〇の爺さんがだよ?

曾祖父は夜行性になって、夜の病院内を走り回ってたんだって。

看護師に噛み付いたり、挙句の果てに水を舌で舐めて飲むようになったんだと。

身内に医者がいて、東京から精神科の名医を呼んで診察してもらったんだけど、脳波には何の異常も診られなくて、「痴呆じゃない、演技してるとしか思えない」と言われんだって。

でもとても演技とは思えず、若い頃のバチが当たったんだと皆言ってたらしい。

家は当時は一応名家だったらしく、世間体を気にしていたから、何か安楽死させてもらったらしい。

精神病の症状は、そういうのよくあるみたいだよ。(動物返りみたいな……)

徘徊も噛みつくのもとても多いし。鉄パイプで関係無い人を襲ったりとか。

昔の医療のレベルだから、バチって言われてしまったような気もする。

精神科の研究が進んだのはわりに最近だし、三代前だもんなあ。検査機器もショボイよ。

昔は精神病なんて概念なかったから当時は皆ビビッてたらしい。

でも精神病の原因があるなら、やはり愛人達な気がする。相当気に掛けてたみたいだし。

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もう一つあった。

俺は小さかったからうる覚えなんだけど、家族全員で外出した際に帰宅すると、応接間の蓋が開いていたことがあった。

家は応接間の床にガスの元栓があって、(元々応接間は台所だった)その蓋は人が結構な力を入れないと開かないんだよ。それがパカッと開いていた。

そんなもの家の奴は開けるハズがないんだ。

しかも外出した際、全て戸締りはしてあった。泥棒に入られた形跡もなかった。

過去帳って言うのかな、坊さんが来た時、坊さんの指示で家の檀家の寺に行って先祖調べたりしたよ。

明治初期までしか分らなかったけど。

で、親父が当該人物と思われる人の故郷まで供養しに行ったりしてた。

後、坊さんが「この家のどこかにその人の写真がある」と言って、家中探した。

そんで物置からその人の写真が出てきたよ。

なんか女優みたいな美女だった。今は仏壇に曾祖父と一緒にいる。

実質の妻みたいなもんだったらしいけど、愛人が仏壇にいるんだよね、家は……おかしいと思う。

愛人とか曾祖母とかややこしい。愛人にも子供いるし、その子供にも子供がいるしね……
後、曾祖母はそもそも後妻で、その前にも妻がいて子供もいたらしいし。

世の中、妙な出来事は結構ある。

アルコール中毒が進むと、前頭葉(人間の理性と思考を司る部分)を含む脳全体が萎縮して、やはり凄い動物行動とるよ。痴呆とも一味違うキョーレツな廃人ぶり。

脳のCTスキャンとか取れない時代だから区別できないし、それもありかもと思った。

あと、明治時代は『妾は男の甲斐性』といって、妾がいるかどうか(あぶく銭があるかどうか)が銀行の融資の審査基準になってたくらいだから、使用人の一種として普通だったんだとは思うよ。

だから今の感覚で非難する必要は無いと思う。

但し、本妻さんがきちんと月々の手当てや衣類の世話、手切れ金などきれいに筋を通して最後まで面倒をみる場合と、ひどく扱ってこじれる場合とでは、やはり違ってくるよね。

きれいに面倒を見てもらってる場合は逆恨みだと思う。

相当なギャンブル中毒かつ好色家だったから、当然酒も好きだったろうね。呑む打つ買うって言うし。

まぁ孫の代まで呪うってのが呪いってもんだし、しょうがないとは思う。

最近はなくなったから、やはり坊さんに感謝しなきゃね。

(了)

 

怪談実話二人衆 [ 川奈まり子 ]

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