【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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人生最大の修羅場

      2016/10/05

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別に私自身に何か被害があったわけではないけど、個人的には人生最大の修羅場。

671 :名無しさん@HOME:2012/01/09(月) 10:06:56.57

ある日の昼の三時頃、桐越氏(仮名)という男性が我が家をたずねて来ました。

桐越氏は、主人の友人である加賀谷氏(仮名)の上司を名乗り、加賀谷氏が失踪したので同郷の友人である主人に何か知らないかたずねてきた来たとのことでした。

すぐ主人に電話して聞いてみたところ、失踪の話自体初耳だし、居場所も知らないとのことだったのでその旨を桐越氏に伝えたら、何か分かったらすぐに連絡をしてほしいと連絡先を置いていきました。

別にどこがおかしいというわけでもないから上手く説明できないけど、でも私は、この桐越氏に物凄く嫌な感じを覚えました。

その日の夜、主人が加賀谷氏宅に電話して桐越氏がたずねて来たことを告げたところ、加賀谷氏の奥様は大変驚いていました。

桐越氏は加賀谷氏宅をたずね、加賀谷氏の奥様から入手した年賀状の住所録で、我が家の住所を知ったようでした。

ですが、加賀谷氏奥様が住所録を桐越氏に渡したのは、桐越氏が我が家をたずねて来た日の昼前頃で、その日の三時頃には、そこから100キロ以上離れた我が家をおとずれていることになります。

「まさか、住所録をもらったその日にそちらに行くと思っていませんでした」

と加賀谷氏奥様は言っていたそうです。

加賀谷氏奥様の話によれば、加賀谷氏失踪から二日目以降、桐越氏は毎日のように加賀谷氏宅に足を運び年賀状住所録はもちろん、携帯の履歴なども提出を求めたりもしていたそうです。

住所録は渡しましたが、電話でこの話を聞いた時点では、加賀谷氏奥様も携帯の履歴は未入手でした。結局入手できたかは、主人も加賀谷氏奥様に聞いていないので知りません。

ときには、深夜時を回っているのに加賀谷氏宅をたずね、何か重要なことが分かったのかと思えば、取り立てて進展のない状況報告をして帰っていくだけということもあったそうです。

熱心に探してくれるのはありがたいが、その熱の入れように異常さを感じ、加賀谷氏奥様も薄気味悪さを感じていたそうです。

「加賀谷と飲んでるとき、加賀谷の口から桐越氏の名前を聞いたことがある。他に同姓の上司が加賀谷の会社にいないのなら、桐越氏は加賀谷を殴ったことのある上司だ。加賀谷との仲は相当険悪だったはずなんだが」

と主人は言ってました。

その後、主人も加賀谷氏を探し始めたので、何度となく加賀谷氏奥様とも電話で連絡を取り合っていました。

主人は電話で加賀谷氏奥様から、桐越氏が飛行機の距離の加賀谷氏実家にまで足を運び、知人の連絡先などの提出を求めていたということを聞きました。

加賀谷氏の両親は加賀谷氏奥様から、桐越氏の不審な行動の話を聞いており、連絡先はいっさい渡さなかったそうです。

ちなみに加賀谷氏両親も、桐越氏の態度はおかしいと言っていたそうです。

加賀谷氏の母親が

「今警察が捜査してるから、素人が首を突っ込んで捜査をかく乱しないでほしい」

と桐越氏に伝えたところ、それまでのにこやかな笑顔が一転して怖い顔つきになり、頬をヒクヒクと痙攣させていたそうです。

結局、桐越氏は殺人容疑で逮捕されました。

だいぶ後になってから主人が加賀谷氏奥様から聞いたのですが、加賀谷氏は桐越氏の会社での不正の証拠のようなものを持っており、桐越氏はそれを探していたのではないかとのことでした。

主人から桐越氏逮捕の話を聞かされたとき、最初に会ったときの違和感の正体が分かったような気がして鳥肌が立つ思いでした。

もし加賀谷氏が主人に証拠を送りつけていて、それが何なのか分からない私たちがうっかり桐越氏に証拠を渡していたり、もし加賀谷氏奥様が証拠を届けに会社に向かい、それを桐越氏が見ていたなら私たち夫婦や加賀谷氏奥様が殺されてもおかしくない状況だったと思いました。

大きな扱いじゃなかったけど事件はニュースにも流れたので身バレ回避のため、かなりフェイク入れてます。

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674:名無しさん@HOME:2012/01/09(月)
加賀谷氏は亡くなったの……?

679:671:2012/01/09(月)
>>674
そうです。

通夜は主人と一緒に出席しましたが、幼い子供を抱えた加賀谷氏奥様はぼうぜんとした様子で見ていられませんでした。加賀谷氏のご両親ともあいさつしましたが、本当に苦しそうな顔で泣かれていました。

殺人で亡くなった方の葬儀は初めてでしたが、本当に重苦しい雰囲気でした。

676:名無しさん@HOME:2012/01/09(月)
>>671
乙。事実は小説より……恐ろしい。

引っ越して行方をくらますことをお勧めする。お礼参りは突然やってくるぞ。

689:名無しさん@HOME:2012/01/09(月)
>>671
ウホッ、コエエ

加賀谷奥様は、旦那もいない中で明らかに態度のおかしい男に毎日のように来られて生きた心地しなかったろうな。

691:名無しさん@HOME:2012/01/09(月)
終わったことだけど、加賀谷氏奥様も住所録なんか渡すなよなー……

693:名無しさん@HOME:2012/01/09(月)
>>691
何の前触れもなく突然旦那がいなくなったとき、捜索に協力してくれるって人が現れたら頼っちゃうのも無理もないんじゃない?

まあ、そんな異常者だと最初から分かってたら当然拒否るだろうけど。

694:名無しさん@HOME:2012/01/09(月)
>>693
私もそう思う。自分が加賀谷氏奥様の立場でも住所録渡しちゃうかも。

職場で繋がってるなら、普通に考えればこっちの迷惑になる使い方なんてしないだろうしね。

(了)

 

鬼・鬼婆の怪談

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