【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

自動車事故で亡くなった奇妙な家族

      2016/11/28

Sponsored Link

警官をしている友人が数年前に体験した話。

676: 本当にあった怖い名無し:2010/09/06(月) 22:48:34 ID:a00k8fQM0

彼は高速道路交通警察隊に努めているんだけど、ある日他の課の課長から呼び出された。

内容を聞くと、一週間前にあった東北自動車道の事故の詳細を知りたいとのこと。

その事故ってのは、一家四人が乗った自動車が平日の深夜に中央分離帯に激突して全員死亡した事故の事だったらしい。

事件のことを少し詳しく話すと、
高速を走行していた長距離トラックから××インターチェンジ付近で乗用車が燃えているって通報があって、夜勤で待機していた友人が現場に直行した。

だけど、友人が到着した時には既に乗用車の中にいた人は全員黒こげになって死んでいたんだそうだ。

その後身元の特定と検死が行われて、歯の治療記録から死んだのは東京西多摩地方に住んでいる家族だということがわかった。

死んだのは加藤正さん(仮名)とその妻の恵美、長男の正一、長女の恵那の四人。

アルコールが検出されたとか、見通しの悪い場所だったとかの事故を起こすような要因は見つからなかったんだけど、特に不審な点もなくそのままハンドル操作のミスによる普通の事故として処理された。

それで友人も特に何の変哲もない事故でしたよってよその課の課長に言ったらしいんだけど、その課長が実は……て言って呼び出した理由を話してくれた。

その話によると、昨日の夜に少年が東京の○○市にある警察署に訪ねてきて、

「僕が死んだとニュースでやっていたのだけど、僕はいったい誰なのでしょうか?」って言ったらしい。

少年の話をまとめると、一昨日の朝に朝寝坊して起きたら家に家族が誰もいない。

どこかに行ったのだと思いそのまま気にも留めていなかったが、夜になってもだれも帰ってこないし連絡もない。

心配になって警察に連絡したが、子供の悪戯だと思われたのかすぐ切られてしまった。

祖父母や親戚に連絡してみたが、誰も連絡を受けていないと言われた。

そのまま朝まで待っていたが、つけっぱなしのTVのニュースから、自分も含めた家族全員が死んだことになっていると知った。

そんなことはないはずなので詳しく知りたくて訪ねて来たとのことだったらしい。

その話を聞いた友人はその事故の資料を改めて提出したんだけど、見直してて不思議なことに気づいた。

家族の歯科治療記録との照合で、父親、母親、長女は間違いなく本人だって判明したんだけど、長男は頭部の損傷が激しく、照合ができなかったと記録に書いてある。

しかも家族は青森近くで事故を起こしたんだけど、両親は中部地方出身で東北に知り合いはいないことがその後の調査で明らかになっていた。

その当時は旅行にでも出かけた際の事故って事になったんだけど、どうにも不自然なことが多すぎる。

Sponsored Link

それで友人は資料を提出してから数日後に、例の課長に事件の進展を聞いてみた。

すると課長は口ごもりながらこう答えたらしい。

例の少年は身体的特徴や見た目は死んだ長男によく似ていたが、歯形が違うため別人だと思われる。

そのことを告げると少年が錯乱したため、心療内科のある警察病院に搬送した。

その後の調査で事故死した家族の家を調査したが、事故後誰かが住んでいた形跡はなかった。

そのことを告げると、少年は完全に精神に異常をきたしてしまったため、結局どのこの誰だか分らず今も病院にいる。

もう済んだ事だから、今後かかわらなくていい。

友人はそこまで話すと最後にこう言った。

黒コゲの死体は本当は一体誰で、自称長男の少年は一体誰なんだろうな?

それと、あの家族は何で平日に誰も知り合いのいないところに向かっていたんだ?

俺は思うんだ。

あの家族は何かから逃げてたんじゃないかって。

何から逃げてたのかはわからないけどな……

(了)

 

闇の検証(第2巻)平安~鎌倉~室町時代編 霊能者・寺尾玲子の新都市伝説

Sponsored Link

 - 奇妙な話・不思議な話・怪異譚

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

知り合いの大工の話

彼は、爺様の代から続いた三代目の大工である。 95 :2007/06/27(水) …

材木置き場と異空間

たしか小学校に入った年だったから、たぶん七歳ごろの時。 324 :名無しさん : …

ミナの神様

十年前、当時付き合っていた彼女と俺の家にいた時、彼女の携帯が鳴った。 597 名 …

温泉街の按摩さん

元同僚の話。 仕事の元請先に誘われて、温泉旅行に出かけたのだという。 温泉と料理 …

一切の記憶が消滅する恐怖

現在進行形の洒落にならない、私にとって怖すぎる話です。 301 :本当にあった怖 …

奇妙な水晶玉

夏に田舎へ行った時、不思議というか怖いというか、そういう体験をしたので書いてみる …

真夜中のお婆さん

心霊じゃないけど、実体験。 2013年夏の話。 友達とレンタカー借りて海に行った …

運命の赤い糸の人

みなさんは、運命で結ばれた人、赤い糸というものを信じますか? 139 :本当にあ …

超能力の訓練

今から十年前くらいでしょうか。TV番組で潜在能力を高めて、超能力のような力を引き …

不可解な客

電話関係の仕事をしています。 数ヶ月前のある日、都内某所のワンルームマンション。 …