【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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ファミレスの近くで火事があった

   

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何年か前の、ファミレスでバイトしてた時の話。

4 :本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 22:17:58 ID:7t0urCYiO

24Hの店で、私は当時22:00~5:00のシフトで入ってたんだけど、まぁ結構田舎に立ってたから平日とかはそんなに混まないわけよ。休日はともかくね。

で、その平日での話なんだけど、私、ちょっと用事があったから昼のうちにマネージャーに頼んで入りを0:00にして貰ってたん。

その用事が思ったより早く済んで、家で余裕ぶっこいてたら、23:00ちょい前くらいにシフトリーダーの人から電話があって「今すぐ来てくれ」と。

急いで用意して着いたのが23:30回ったあたりだったんだけどビックリ。

待ちの客こそ居なかったもののカウンター以外ほぼ満席。

その日は祝日でも何でもない火曜だか水曜だったからリーダーに何があったのか聞いたのね。そしたら

「近くで火事があったんだよ。その帰りの野次馬が多い」

だそうで。あーなるほど、納得。

すごい忙しかったけど、所詮火事のついでに集まった客だもん。

長居されることなく順調に掃いていった結果、1:00回る頃には殆ど残らなかった。

あとは通常どおりの営業ってことでシフトリーダーと厨房で残業してたバイト君が帰って、残ったのは私と、もう一人の厨房バイト君。

大量の食器を下げたあとは暇だったんで、私はウェイトレスステーションにひっこんで厨房バイトの男の子と話をしたんだ。

男の子も火事の話は知ってて、どんなんだったんだろうねーって言ってきたから、私は客席から聞こえてきてた噂話とシフトリーダーからちょびっと聞いた話をそのまま伝えました。

その内容が

・出火は近所のゴミ屋敷(テレビで紹介されてるものほど酷くは無いけど、近辺では有名だった)
・大量にあったゴミのせいで火の回りが早く全焼
・隣接していた木造一軒家を巻き込んだ
・最低でも二人が救急車で運び出されたらしい
・鎮火するまで何時間もかかったらしい

まぁこの程度しか分からなかったんだけど、二人して怖いねーゴミはヤバイねって話をしてたんだ。

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そうこうしてるうちに最後のグループが退店して、店内には私と男の子の二人だけになった。

確か2:00過ぎくらい、男の子は食事を取るためにバックヤードへ。

それからは客が来る気配も無く、私はウェイトレスステーションでシルバーを磨いたり、デザート用のフルーツ刻んだり、アイスつまみ食いしたりしてたんだけど、突然店の中に匂いがしてきたの。なんか、肉を焼いた系のあの匂い。

こんな匂いがしてくるなんて厨房からとしか考えられないんだけど、別に何か焼いてる気配も無いし、そもそも厨房担当の人が居ないから調理の匂いがしてくる筈も無い。

厨房を見渡したけど、火をつけっぱなしの気配も無い、オーブンも止まってる。

しかも何かフロアーの方からしてくる気がする……

そう思った瞬間、店のドアが開いた時に鳴るベルが、次いで客がレジの前に来ると反応するセンサーが鳴った。

びっくりしたよ。それが鳴った瞬間匂いが強くなった。

最初は肉を焼いてる匂いに似てると思ってたけど、そんなんじゃ無かった。

嗅いだことの無いような強烈な匂いで吐き気までしてきた。

実際客が来たらフロアーに出なきゃいけないんだけど、本能的にヤバイと思ったっつーか、恐怖心が脳内占めたみたいになって。

足ガタガタさせながらステーションの隅にへたりこんでしまったんです。匂いは消えない、なんかヤバイ系の気配はする、吐き気がすごいで超パニック。

普通の客だったら店員が出てこなかったら店員呼ぶじゃないですか。それも無くて、とにかく怖い怖い。

時間感覚も無くなって、ずーっと怯えまくってた。そうこうしてるうちに不意に空気が変わった。

ぺたん、ぺたん、って音がし出した。裸足の人が歩いてるような音がしだしたから。

もう私ガクブルですよ。その時になって初めてバックに居る男の子を呼ぶことを思い付いたんだけど、声も出ないし体も動かない。

金縛りにあったみたいに硬直しちゃって、何もできずにステーションの入口を見てた。

ぺたん、ぺたん、ぺたん。

音が立ち止まった時には私、発狂寸前。だってすりガラスに俯き加減の人影が映ってる。

涙がボロボロあふれてきて「ごめんなさい、ごめんなさい、帰って…!」ってとにかく祈ったけど、無駄だったみたい。

人影はゆっくり動いた。頭を下げて、お辞儀するみたいに。

そこで私、絶叫。

真っ赤に爛れた左手と顔の上半分が入口からこっちを覗いた。

すると奥からバンッて音がして「何!?」ってバイトの男の子の声が。

そこでやっと動けるようになって、必死で目を瞑って頭を抱えながらとにかくキャーッ、キャーッて叫んだ。

端から見たら本当に発狂してる人みたいだよね。

男の子が駆け付けて抱き締めてくれた。

「落ち着いて!どうしたん!落ち着け!」とか叫んでた気がする。

暫くしてやっと落ち着いてきた私は、超泣きながらことの顛末を説明。

男の子は黙って話を聞いて「怖かったな、でも大丈夫、俺も休憩からすぐ戻ってこっち居るから」って言ってくれた。その頃には匂いも消えてた。

その後は何組か客来たけど、案内もオーダーも全部男の子がやってくれた。

テーブルを片付ける時は二人で行って、特に仕事が無い時はステーションでずっと慰めてもらった。

その後はとにかく怖いので三日間程休みを貰って、その後一ヵ月でファミレスを辞めました。

ちなみにその日あった火事では死人は出ていなかったみたいだから(運ばれた人は重傷だけど意識はバッチリだったらしい)覗いて来た人物と関連性は無いかもしれないけど。

(了)

 

東京伝説(閉ざされた街の怖い話) [ 平山夢明 ]

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