【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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宴会場の騒がしい声

      2018/09/21

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今から十年程前に友人のお姉さんが体験した話です。

そのお姉さんは当時、大学を卒業したお祝いに仲の良かった男女五~六人で卒業旅行に行ったそうです。

そして旅行先で宿を探し、飛び込みで適当なホテルに入りました。

そのホテルは最近新館を新築した大きなホテルでした。

そこの支配人は飛び込みだというのにも関わらず快く泊めてくれたそうです。

あいにくその日は本館が満室のため、お姉さん達は新館の方に案内されました。

二~三件入っているため少々騒がしいかも知れないという事でしたが、当のお姉さん達も飛び込みで来た手前、その事は了解して泊まることにしたそうです。

その後、お姉さん達は料理に舌鼓を打ち、お風呂に入ったりしてくつろいでいたそうです。

ですが、部屋の二階にある宴会場で行われている宴会は夜の十時を過ぎても終わる気配がありません。

さすがにこの時間になっても宴会が続いているというのはちょっとおかしいと思ったのか、メンバーの一人がフロントに電話したところ、宴会はもうとっくに終わっているというのです。

しかし相変わらず二階の宴会場からは騒がしい声が聞こえてきます。

おかしいと思い、メンバーはその宴会が行われていると思われる大宴会場に足を運ぶことにしました。

二階の大宴会場の前に着くと、その扉の内側からは相変わらずザワザワと騒がしい声が扉の外まで聞こえています。

得体の知れない声を前にメンバーが恐る恐る扉を開けた瞬間!

「………………」

それまで聞こえていた声がウソのように宴会場は水を打ったように静まり返っていました。

そう、宴会場には誰もいなかったのです。

怖くなったメンバーは慌てて部屋に戻り、そのまま寝ようという話になりました。

しばらくすると、コンコン………

誰かが部屋の扉を叩く音がします。

誰だろうと思いつつ一人が扉を開けました。

でも誰も居ません。

いたずらかな? と思いながら扉を閉めました。

しばらくすると、コンコン………

また扉を開けました。でも誰も居ません。

子供のいたずらかと思いフロントに訪ねると、その日新館には自分達以外は誰も泊まってないとの事でした。

一同は水を打ったように黙ってしまいました。

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そうしていると、コンコン………

また扉を叩く音がします。

一人が扉を開けようとしたとき

「待って」と、メンバーの一人、実家が神社の女友達が言いました。

そして彼女は扉に向かって

「貴方は幽霊ですか? はいなら一回、いいえなら二回扉を叩いて下さい」

と言いました。

すると、……コン

一回扉が叩かれました。

「やっぱり」

と彼女は言いました。

その後、ずっとノックの音を使って色々な事を幽霊に聞きました。

そして解った事は、昔ここにホテルが出来る以前に病院が建っていたという事。

その病院は特殊な伝染病や細菌兵器の開発などをしており、その特殊な性質のために一般には一切公開されていなかったという事。

そして空襲によりその病院は跡形もなく無くなってしまったとの事でした。

それ故にその後供養等もされず、ずっと放って置かれているという事が解ったそうです。

彼女は聞きました。

「供養をして欲しいの?」

……コン

と一回返事が来ました。

では何時に供養して欲しいのかと聞くと、

……コン、コン、コン、コン、コン、コン、コン、コン、コン

九回鳴りました。

「明日の九時ですね?」

……コン

「他にも供養して欲しい方がいるのですか?」

……コン

「では、何人くらい居るのですか?」

ダン! ダン! ダン! ダン! ダン! ガン! ガン! ガン!
バン! バン! バン! ダン! ダン! ダン! ダン!
バン! バン! バン! バン! ガン! ガン! ガン! ガン!
バン! バン! バン! ガン! ガン! ガン! ガン!
ダン! ダン! ダン! ダン! ガン! ガン! ガン! ガン!

その部屋のありとあらゆる所から叩き付けるような返事が返ってきたのです。

あまりの恐怖にその場にいた全員が気を失ってしまったそうです……

そして次の日の朝、目覚めた時にはもう部屋を叩く音はしていませんでした。

時計を見ると朝の八時半!

その後は急いでお祓いの準備をして何とか事なきを得たそうです。

(了)

 

怪談 [ ヤン・シュヴァンクマイエル ]

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