【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

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デウスエクスマキナ

      2016/11/20

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四年前に過敏性腸症候群と診断された。

616 本当にあった怖い名無し 2013/01/31(木) 15:54:12.08 ID:rjpg3rCAT

要はストレスを感じると腹痛が起きる。

いたって健康な肉体なのに何故か腹部がちぎれるように痛くなる。

当時は受験生だったしストレスが凄かったんだと思う。

でもなんとか受験を乗り切って、それなりの大学への進学を果たした。

親元を離れて初めての一人暮らしはとても新鮮だった。

大学一回生だったのもあってコネ作りに奔走した。

仲の良い友達も何人かできた。幸せな学生生活の始まりと思われた。

体の異変は大学に入って三ヵ月ほど経ってから起き始めた。

気がつけばまた過敏性腸症候群になっていた。

病院へと通ってはみたが、医師は「人間関係や一人暮らしという慣れないがストレスを生んでいる」と言っていた。

結局、大学一年目は単位の半分を落とす結果となった。

酷い結果に消沈しつつも、過敏性腸症候群の再来を親に相談することはせずに二回生になった。

どうやら過敏性腸症候群は試験や重要なプレゼン当日に起きやすいようだった。

それに気づき、受ける授業は出席とレポート提出さえ怠らなければ単位を取れる授業を重点的に選んだ。

その判断が良かったのか、その年は最高のスタートを切れたように思えた。

年が明けてちょっとした辺りから事態はまた凄まじい事になった。

毎日、十数回以上便所と向き合う生活が始まった。

このような状態ではとてもじゃないが授業は受けられなかった。

大学を休学しようにも親と相談するのが躊躇われたせいでギリギリになってからの休学となった。

仕事を放り出して助けに来てくれた両親。

大学に出向いて休学を申請してもらい、もって帰られる荷物を一緒にまとめて新幹線で地元へと戻った。

正しくは戻ろうとした……だった。

三月十一日、東日本大震災

その地震は両親と一緒に最寄の新幹線駅に向かう時に起きた。

ぐらぐらと揺れる列車内にいた殆どの人は動揺を隠せないようだった。

ただ、両親はまるで地震のことを気にしていなかった。

あのぐわんぐわん揺れる車内でしゃべり続ける両親は、誰から見ても異常だった。

結局その日は新幹線も止まっていた事だし、丁度ニューヨークから戻って来てた兄貴も含めて家族全員でホテルに泊まった。

次の日、朝一の新幹線で家族全員関西に。

地元に着いて一息入れながら地震の状況を知るためにテレビを見ていると原発爆発の話題で持ちきりだった。

両親に「原発がヤバい」と話したら何やら納得した様子。

いい加減親の意味不明な言動に呆れてしまい、食後の会話で問い詰めてみた。

どうしてそんなに落ち着いて居られるのか?と。

すると両親はすんなりと教えてくれた。

どうやら三歳の時に同じようなことが起きたんだそう。

その時は真夜中におなかが痛い痛いと聞かなかったので夜中でも開いている病院に連れて行って貰ったんだと。

結局その時は何の異常も見つからずに家に帰った。

玄関の明かりをつけて靴を脱いでるところを、激しい揺れが襲った。

父は大急ぎで三階で泣いている二歳年上の兄を救出し、一階に一緒に住んでいた叔母を起こして開けた駐車場まで避難した。

それ以降も、激しい腹痛が起こると何かしら嫌な出来事が起きてた。

それで休学の相談を親に持ちかけた時点で親は何かまずいことが起きるんだろうなと踏んで動いてたんだってさ。

そんな時に子供をほったらかしになんて出来ないから、仕事も無理を言って休ませてもらったと。

その話を聞いた途端、久しぶりに号泣した。

東日本大震災以降も過敏性腸症候群は患っているがあの時ほどのは一度も来ていない。

まぁ頻発していた症状も長期間のヨガだったりで改善してきているので生活に支障は出にくくなった。

あと最近気づいたのが腹痛が重い時。

交番に置いてある「都内交通事故件数」のボードの「死者」の横に結構な確率で1があります。

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追伸

阪神大震災当時は事態に無自覚だったし小さかったのもあってほとんど覚えていませんが、あの時両親が起きていて、いち早く揺れを察知できていなければ兄と叔母は助からなかっただろうと父は言います。

動物が地震の前触れを電磁波などから察知しているように、この肉体も何かしらの情報を受け取っているんだろうと考えます。

高校時代は電車通学だったんですがごくたまに腹痛で登校意欲が著しく削がれる日がありました。

そんな日には大抵電車が人身事故で遅れていました。

一番印象的だったのは腹痛と吐き気を我慢しながら駅からの通学路を歩いていた日の事。

学校は二国(ニクニ:第二京浜国道1号線)に繋がっている坂の上にあって、その坂の付け根近くに横断歩道がある感じです。

駅から信号を渡らずに最短ルートで行くにはその坂と二国近くの横断歩道を渡ればいいわけです。

その横断歩道が青信号になった途端凄まじい悪寒と腹部に激痛を感じたので動けなくなりました。

やがて信号は赤になり、横断歩道を渡る人はもういないだろうと車が動き始めた途端。

坂の上から凄いスピードで自転車に乗った女性が。

きっと仕事にでも遅れていて大急ぎだったでしょう女性は、凄まじいスピードもあってか悠然と赤信号を無視し反対側まで後1メートルほどの所まできた所で、横にオレンジのラインが入った車に10メートルほど横に弾き飛ばされました。

あの弾き飛ばされる直前の女性の顔は今でも鮮明に覚えています、すぐ近くにいたわけですから。

十分ほどは手を動かしたりと息のあった女性は二十分後には救急車に乗せられ、三日後には坂の横断歩道で衝突、事故死した女性の情報を求める看板が立っていました。

一応、自分がそこにいたのを裏付けるために事故の有無を調べるためのソースを提供したいですが立地的に学校の名前がバレるだろうし、知られると問題に発展しそうなので……

ちなみに、大学入試のときに書いた小論は身をもって体験した「Deus ex machina」についてでした。

というわけでとんでもない腹痛が起きると悪い事がほぼ確実に起きる、って話でした。

(了)

 

懺・百物語/我妻俊樹/伊計翼/小田イ輔

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