【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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誰だこいつ

      2016/07/27

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昔あった事を簡単に話してみる。

2011年09月09日 11:40

前置きが長いがちょっと聞いてくれると嬉しい。

始めに言っておくが俺は正気だし、脳の病気を抱えてたりはしない。

ちょうど今頃の時期。

何か連絡しなきゃいけない事があって、出先から電話をかけようとしたら、携帯がなかったんだ。

仕方ないから電話ボックス探して、十円玉を入れ、電話。

電話が終わって電話ボックスから出ようとしたら、黒いパーカー着て、フード被った人が出入口の前に立ってた。

電話待ちかと思って「あ、すいません」って小さく言って電話ボックスから出て、さっさと行こうとしたら、つかまれた。

腕をつかまれたんだ。

え?って感じで振り返ると、小柄な人がいた。

黒いパーカーを着てて、小柄というかげっそりと痩せてる感じの人。

顔はうつむいていて、よくわからない。

時間はもう夜中だし、辺りは暗い。

危ない人かと思ってちょっと怖くなった。

「なんですか?」って言っても、その人はただうつむいてるだけで何も言わない。

フードの下、何とか見える顔の下半分。

口元が引きつっている。

気味が悪くなった俺は、手をはらってその場から逃げ出した。

それで、ここからが本番。

それからしばらくしてから、仕事が休みだって事で友達と二人で飯を食いに行った。

その友達の一人、日野沢は霊感が強い。

とりあえず行き着けの食堂でラーメンとカツ丼セットを食べて、店を出てさあどこに行く、って話をしながら車に戻ろうとしたら別の友達、森高とばったり会った。

「おお、久しぶり」って感じで、日野沢を放って森高と話して、話に花を咲かせた。

しばらく話して、日野沢を森高に紹介しようと日野沢の方を見た。

日野沢が、森高を睨んでる。

放置してキレたか?悪いとは思うが睨むことはないだろう。

むっとした俺はその事を言おうと口を開こうとして、出鼻をくじかれた。

日野沢の方が先に口を開いた。森高を睨んだまま。

「誰だよコイツ」

今から紹介しようとしてんじゃねえか!そう思って、「こいつは、」

言葉が出ない。

始めにあれ、って思った。

次に誰だっけ、って考えた。

そして、鳥肌が立った。

誰だこいつ。

怖くなった俺は反射的に森高を振り返った。

さっきまで笑顔で話してた森高は、うつむいた。

うつむいた顔の口元が引きつる。

愕然とした。

「行くぞ」

日野沢が俺の腕を引く。はっとした俺は運転席に急いで入って、食堂の駐車場を出た。

「お前、アレはよくねーよ」

しばらく走って、落ち着いて来た頃にタバコをくわえた日野沢が言った。

「アレはよくねー。変なもんに気に入られたな」

なんとかしてくれよ、と言うと

「無理。取り憑かれてるわけじゃないし」

取り憑かれてればなんとか出来るのか?と聞くと、「なんとかするために取り憑かれてみるか?」

と返された。

それ以降、俺はたびたび森高に遭遇し、場合によっては日野沢の家に逃げ込むはめになった。

昨日、会社帰りに遭遇したので書き込みたくなった。

あなたが読んでる分には怖くないかもしれないが、本人からするとほんとに怖いんだよ……

(了)

 

妖怪・化け物の怪談

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