【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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ブーメラン

      2017/09/19

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古物にまつわる恐い話

525 :本当にあった怖い名無し:2005/05/02(月) 20:34:55 ID:nQnzmMJT0

俺は古物商なんだが品物がらみの恐い話に遭遇したことはあんまりないけど、人間の生々しさにアテられて具合悪くなることがたまにある。

仲間業者から修理を預かってて、暫く連絡ないなあと思ってたら、仲良しだったそこの番頭さんが店の金もって逃亡。

しかも密入国&密輸&密売ガチガチのchinaグループとも貸し借りがあったとかで、追っ手が掛かってた。

ひょんなことから逃亡先を知っちゃったけど、勿論誰にも言えない。

後日、同業者と別な話題で話してて、その逃亡先の国名が出たら、

「何があってもあそこには逃げちゃだめだよ!殺人の相場が安いからね。逃げるなら隠れやすさとか土地勘とか関係なし。殺人の単価が高いとこがおすすめだよ」

とアドバイスされた。

世界的ネットワークがある民族からはどこに逃げても大差ないとか。

これ以上どうしようもないなーと思われちゃうと、「攫って絞り上げて金にする」よりも「DEAD OR ALIVE」となるとのことでした……

何故か必ず100%下取で戻ってくるブツがある

俺の場合は時計なんだけど、売ると数ヶ月で必ず下取で戻ってくるブツ、というのがたまにある。

仲間内では「ブーメラン」とか呼んでた。

たまたま状態が良くないとか市場価値的に中途半端とか、品物に責任がありそうな場合もあるけど、大抵がブツには一切問題ない。

こういったものは何故か目の利く玄人には売れない。

イチゲンさんかそれに近いヒトが買う。勿論相場より安く並べてるから魅力的なはず。

でもすぐ下取になる。

殆どが「引取り値はいくらでも構いませんから…」みたいなことを言う。

仕方ないから仲間業者に投げ売ったりもする。

それでも半年後に帰ってきたものがある。

大阪の仲間業者から仕入れて、地元で二回売って下取ってを繰り返し、偶々大阪の客に売った。

そいつと音信普通になり暫くして、神戸の業者とバーター(物々交換)した時に良く見たら、そのブツが混じってた。シリアルもドンピシャ。

最後には香港に流して俺的にはそれっきりだったけど、数年後に、全く付き合いのない大阪の業者がソレを持ってるのを見て仰天した。

こういうブツが、今も手元にニ、三個ある。

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527 :本当にあった怖い名無し:2005/05/02(月) 22:23:39 ID:tYoxe+2G0
ほー、業者さんのお話はとても面白いですね。
その必ず帰ってくる物は下取りのときに何か理由は聞かなかったですか?
いわくつきというよりも物が525さんの所が気に入った、という感じでしょうか。

528 :本当にあった怖い名無し:2005/05/02(月) 23:50:23 ID:tsXRSYzy0
おおおおおもしろい!
ブーメランて言うんですか、なるほどー。
そういうブツに対してはどういう風に感じますか?
気持ち悪いとか、逆に愛着が湧いたりするんでしょうかねえ。

536 :525:2005/05/07(土) 19:26:49 ID:GSBNpfhk0
「ブーメラン」の類は、自分としてはちょっとウザイな、程度の感覚かな。
今んとこ最長は足掛け九年目のブツが手元にあります。八人のお客を経て在庫に戻ってる。

>>527
下取の理由はさり気なく聞くけど、大抵の場合は別段具体的な理由は教えてくれないし、取り立てて深刻な理由(例えばオカルト的な)は無さそうな感触です。強いて言えば「何となく自分に合わなかった」みたいなことのようです。

>>528
愛着がわいたりはしないけど、腐れ縁のようなカンジですかねえ。でも長年続くと、何ともいえない苦笑で迎える。
腐れ縁といえば……開業前に自分が勤めてた店が、二年前に倒産した。

オーナーは俺の師匠ではあるけども、貧すれば鈍すの例えどおり、バブル崩壊以降は、正直商売人としても人間としても落ちるところまで落ちてしまったひとなので、八年前に辞めてから音信不通だった。

最近になって、仲間業者から修理や買取の相談が増えた。モノを見ると、何故かどこと無く見覚えのあるものばかりが連日続く。半月で一五件くらいか。

記憶を紐解いてみると、俺が勤めていた店にあった在庫のはず。

倒産後の財産整理で出てきたものなのかと思ったが、一〇件くらいの業者にまたがってるし(他県もあり)、聞いてみると仕入先も個人ばかりで、別人らしいし、仕入れの時期もバラバラだ。

出所がその店だったということも知らなかったみたい。
評判が落ちてたので、その店から出たモノは誰も仕入れたがらなくなってた。

「仕入れたまま寝かせてたんだけど、そろそろ商品化しようと思ってね……」なんていうようなハナシ。

たまたま、偶然にも別々なルートで俺のところに集まってきたみたい。
何となく、最後の尻拭い、みたいな気分になって、全部文句も言わず受け続けてる。
中々あの店との縁が切れない。

537 :525:2005/05/07(土) 19:28:20 ID:GSBNpfhk0
品物単体には、念が篭ってるとか意思があるとか感じたことはないが、品物や金の流通する経路には、不思議な縁とかがあるかも知れないとは思うことがある。

目に見えない獣道のようなもの。

ブーメランも、自分を中心とした衛星軌道のようなものに乗ってぐるぐる回ってるような気がする。

好き嫌いに関わらず勝手に寄って来てしまう道もあれば、 自分が望んで望んで願っていることによって開ける道もあったり。
よく言う霊道とか、風水の地脈とかも、そんな類のモノではないかと思ったりもする。

(了)

 

「超」怖い話(午) [ 加藤一 ]

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