【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

悪夢の廃病院

      2017/07/31

Sponsored Link

akumunohaibyouin

二年ほど前、私は三人の友人と四人で幽霊が出ると有名な廃墟の元病院跡に行きました。

263 :本当にあった怖い名無し :04/08/16 16:03 ID:RoswYuSq

ここはさすがに一歩踏み込んだ時点で「おかしいな」と思うほど、冷気に満ちていて夏だというのに私は肌寒くなってきました。

で、暫く階段も上り進んでいくと病室が並ぶ病棟に出ました。

その階のナースステーションを見た友達の早苗が「誰かがいた」と言いました。

……これが始まりだったのです。

私達は怖くなったのですが、やはり肝試しできた事もあり、怖いからと帰る気にもなれず、その階を手分けして散策しようという事になったのです。

私は早苗と共にナースステーションを中心に探索しようと詰め所に入り、色々探っていました。

すると早苗が私の肩を叩き、血の気のない顔で震えながら

「静子が奥の病室に入っていく時、その後ろに付いていく影が見えた」

と言うのです。

で、言い終わった後私に「肩ぶつけたの?」と聞いてくるのです。

私は不審に思いながらも右肩を見てみると何か泥水を付けられたような痕が白いTシャツにべったり付いているのです。

私はお気に入りのTシャツだった事もあり、早苗に

「ちょっとさっきアンタが叩いた時にこうなったんでしょ!」

と少し強い口調で言いました。

すると早苗は何言ってんの?という感じの顔で

「肩なんて叩いてないけど?」と言うのです。

私は怖くなって、

「こんな時にからかわないで!」と怒ると、早苗は

「何時の話してんの?本当に触ってないよ」と真剣な顔で返してきました。

さすがに私は本気で怖くなってきて、とりあえず静子と美佳を呼んで、もう帰ろうと言いました。

が、早苗は静子と美佳が入って行った部屋に近付くのも怖いみたいで、ナースステーションから呼ぶ事にしました。

しかし何度呼んでも返事がありません。

私も早苗から影が付いていったと聞いた後なので、さすがに呼びに行けません。

何より右肩が妙に重く痛かったのです。

その時、早苗が「携帯で呼ぼうか?」と静子に電話しました。

すると何と着信音が反対側の通路の方から聞こえてきたのです。

それだけでも不意打ちでビックリしたのに、電話に出たのは明らかに男性だったらしいのです。

早苗が焦って静子に代わってと何度も言っていました。

諦めたのか電話を切った早苗は私に

「ねぇ私達だけでも逃げた方が良いかも……」

と言いました。

その時電話に出たのが男性だった事を聞きました。

もう私達は怖くなって、急いで階段に向かって全速力で下りていきました。

病院から抜け出すと車まで全速力で走って車に乗り込むと、少し余裕が出来てきた私は

「電話してみようか?」と今度は美佳に電話しました。

すると美佳はすぐに出て

「ちょっと静子が急にいなくなったんだけど?二人と一緒にいるわけ?うちだけ一人?勘弁してよ~」

と意外に呑気で少し安心しました。

とりあえず美佳には急いで出てくるように伝え、改めて静子に電話しましたが繋がりません。

Sponsored Link

私達は車を病院のフェンス越しまで近づけて美佳を待っていると、暫くして美佳がふらつきながら出てきました。

「どの部屋にも静子がいないって!電話も繋がんないし、ちょっとヤバくね?どうする?」

と美佳が車に近づきながら大きめの声で話してきました。

とりあえず美佳を車に乗せて事情を聞きました。

美佳が言うには奥の病室に二人で入ろうとした時、静子が美佳の背中を何度も突くので、美佳が振り向くとそこには静子は既にいなくて、美佳は怖くなって私や早苗の所に行ったのだろうとその時は思っていたようです。

そして、私からの電話の後は美佳は一人でひたすら静子を探し回っていたらしいのですが、その時、トイレから男性の話し声が聞こえてきたらしく、強者の美佳は個室を片っ端から開いて中を確認していったらしいんだけど、結局誰もいなく、静子の名前を叫んでも返事はなく、とりあえず出てきたらしいんです。

暫く、そこに車を止めて、三人で話し合ってると静子が泣きながら大急ぎで車まで突っ走ってきました。

私達は安心して静子を迎え入れようとドアを開けても入ってこずに静子は泣きながら激怒しているのです。

「ちょっとどういうつもりよ!皆でシカトして!何度呼んだと思ってんのよ!しかも三人だけで帰るつもりだったんでしょ!」

と叫んで、そのまま倒れました。

私達は怖くなって急いで救急に電話して救急車を呼びました。

彼女はそのまま搬送された病院で亡くなりました。脳梗塞でした。

まだ26歳だったのに、しかも倒れてすぐに搬送されたのに手遅れだったというのです。

その時、救急隊員に私は「肩どうしたの?」と聞かれ、思い出し、右肩を見てみると何と泥だと思っていたのは どす黒くなった血のようなものでした。

そして後で気付いたのですが、美佳の背中にも私と同じようにドス黒くなった血のような小さな手形が無数に付いていました。

それから翌年、美佳が急性白血病で亡くなり、その半年後に早苗が交通事故で亡くなり、生き残っているのは私一人です。

その私も5月に脳梗塞で倒れ右半身麻痺になり、今もリハビリ入院中です。

しかし今は安心しています。

入院する前は家にいると恐怖に震えていましたが、入院していると何故か不思議に怖くないのです。

病院は何かに守られているのでしょうか?とても不思議です。

自宅にいる時によく見た悪夢も見ないで済んでいます。

鏡に映る影に悩まれせる事もなくなって、このまま入院てのもいいかな……とかまで思っています。

亡くなった三人には悪いけど、私は生き残れそうです。

(了)

 

昭和・平成「未解決事件」100 衝撃の新説はこれだ! [ 別冊宝島編集部 ]

Sponsored Link

 - 洒落にならない怖い話

[PR]

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

雁姫様の鏡

昔修学旅行中に先生から聞いた話 653 本当にあった怖い名無し 2012/04/ …

赤い橋

俺が高校生だった頃の話。 両親が旅行に出かけて、俺は一人でお婆ちゃんのとこにいっ …

一家殺人の追憶

  二十年くらい前に俺が経験した話。 193: 本当にあった怖い名無し …

移動する栓抜きと海でぶよぶよしたものを踏んだ話【後でじわじわくる怖い話】

私にとってかなり怖い実体験です。 517:本当にあった怖い名無し:2005/08 …

閉ざされた部屋

  これは二年前、当時中学三年生だった時の出来事。 56 :本当にあっ …

ツナガリ

  近所に家族ぐるみで懇意にしてもらってる、神職の一家がある。 13 …

引き摺る

  昔、俺はよく友達とゲームしてたんだ。 558 :本当にあった怖い名 …

ボーン・コレククター

  昔、父が若い頃、墓石を壊す仕事をしてた事があります。 610 :墓 …

後頭部に女の顔を持つ男

深夜0時頃、コンビニに入ろうと車から降りたところで声を掛けられた 496 :本当 …

【閲覧注意】篠原【定番・語り継がれる怖い話】

※注:一部グロテスクな表現が含まれます。気分が悪くなるなど、支障をきたすおそれが …