【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

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悪夢

      2017/06/28

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自分は夢をあまり見ない方なのですが、稀に友人の家や母の実家に泊まると嫌な夢を見るときがあります。

友人の家で見る夢は知らない男に永遠と見下ろされ続けるだけで特に害もないし、なれてしまったのですがどぎついのが母の実家で見る夢なんです。

自分は5歳から9歳まで母の実家で住んでいたのですが、年に何度か嫌な夢を2種類見ていました。

一つ目は何故か僕は押入に隠れていて、何かから見つからないようにしている夢です。

5~7歳まではその夢を見ても押入の向こう側に気配は感じるものの見つかることはありませんでした。

しかし8歳の冬にこの夢を見たときからは少し内容が変わっていました。

押入に隠れている所までは以前と変わらないのですが、とうとう奴らに押入の中に隠れているのを見つけられてしまったんです。

そいつらは2人組の女の子と男の子で古い着物のような物を着ていて、僕を見つけると口元をいやらしく歪めて、「みぃつけた……」と言いながら僕の左胸を人差し指で何度も突き刺してきました。

ケタケタ笑いながら僕の左胸を突き破り、心臓を引きずり出される所で目が醒めるのですが、目が醒めた後は必ず嘔吐していました。

それでもこいつらがしてくるのはここまでだったのでそれ程害はありませんでした。

二つ目は一階から二階に上がる階段の真ん中に立っている夢です。

こちらはかなり不定期で見たのも5~9歳までの間に三回だけでした。

ただ、こちらの夢は見る度に前回の続きから始まり必ず白黒の夢なんです。

一回目は物音だけがして目が醒める直前に白い手が少し一階の廊下側から見えた所で終わりました。

二回目は腰まで出てきてようやくそれがかろうじて四つん這いの女だということが分かりました。

長い黒髪にやせ細った手。黒いワンピースを着ていました。ただ髪に覆われていたので顔は見えませんでしたが。

二回目の夢はそいつが階段の一段目に手を乗せた所で目が醒めたんです。

三回目はあと三段上がったら捕まる所までそいつは登ってきました。

相変わらず髪に隠れていて顔は見えませんでしたが、そいつが何かブツブツ呟いているのが聞こえました。

かろうじて聞き取れたのは「……す」ぐらい。

それから家庭の事情で引っ越したのですが、それ以降その夢を見ることはありませんでした。

家庭で色々とあってその夢のこともすっかり忘れていて、去年の正月に母の実家に久し振りに泊まりに行ったんです。

二泊したんですが、案の定二日とも嫌な夢を見てしまいました。

一日目はあの二人組。

僕を見つけると彼らは「おかえり」と言ってニタァっと笑いながら、いつものように僕の心臓を引きずり出していました。

今回は精神的に成長したせいか嘔吐はしませんでしたが、夢とはいえ心臓を引きずり出されるのはいい気分ではありませんでした。

二日目はあの女の夢。正直、死ぬかと思いました。

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前回までは白黒の映像だったのが今回はカラーになっていて、足を掴まれていました。

細い手からは想像も出来ないような力で掴まれ振り払うこともできず、立ちすくんでいるとそいつがまたブツブツ言い始めました。

最初はか細く聞き取れませんでしたが、段々と声が大ききハッキリとしたものになり、

「こ……す」

「……ろす」

「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス……」

そう言いながらそいつは今まで髪で隠れていた顔を上げ、僕を睨んでいました。

いや……

睨むという言い方が正しいのかは分かりません。

だってそいつの目が在るべき場所はポッカリと空洞になっていて目なんか無かったんですから。

ただなんとなく睨まれているということだけは直感で分かりました。

口の端を歪め、足を掴む手の力もどんどんと強くなり、

「あぁ……もう駄目かもしれない」

と思った所で目が醒めましたが、足には手で掴まれたような痣が残っていました。

この日以来、母の実家に泊まれなくなってしまいました。

次にあの夢を見たら殺されてしまうんじゃないか。

そう思うとどうしてもあの家で寝ることができなくなってしまったんです。

後日、母の友人の知り合いのいわゆる霊感がある方に母の実家を見てもらったのですが、思っても見なかった答えに恐怖を感じずにはいられませんでした。

母の実家、というより家が建っている土地に女の子と男の子と女性の霊が居るとのことで、僕が霊感はないけど彼らの存在は感じられる人なので夢に出てくるんじゃないかとのこと。

僕に憑いてくることはないけど、次にその夢を見たらどうなるか分からないからお祓いしてもらったほうがいいとのことでした。

しかし婆ちゃんがそういうのを全く信じない人なので未だにお祓いはしていません。

婆ちゃんに何かあると心配なので自分としては祓ってほしいのですが、とりあえず元気にピンピンしているので今のとこは大丈夫かなと思います。

それでも僕は二度と泊まる気になれませんが……(笑)

補足

母の実家の一階はこんな感じです↓

   _
玄関|廊|階段
  |下|
風呂| |和室
  |WC|
    ̄

あの女はトイレの方から四つん這いで迫ってきました。

和室の奥にはもう一つ部屋があり、今は洋服をしまったりして物置部屋みたいになっています。

雨戸を閉めているらしく昼間でも薄暗く湿っけがある部屋だったので、母にあそこ建て替える前は(一度建て替えてます)水場じゃなかった?と聞いたら案の定、水場だったみたいです。

おそらくあの女は和室の奥の部屋から出てきたんだと僕は勝手に思ってたりします。

(了)

 

魔刻百物語 [ 伊計翼 ]

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