【厳選】 怪談・都市伝説・怖い話まとめ

ネットで見つけた、都市伝説・怪談・ほんとにあった怖い話・世にも奇妙な物語・心霊系・不思議系・電波系・オカルト系のお話シリーズです♪

*

挨拶の代償

      2022/01/03

Sponsored Link

恩義のあるバイト先なので具体的な地名やバイトの職種は書けないが、

518 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 04/11/28 03:53:24 ID:DdchRdv+
山の観光地で 日によって宿泊地を転々とする

バイトをしていた頃、一日の仕事を終えて、

登山口の建物にあった俺たちの寝室に入ったところ、

一足先に到着していた先輩が顔面蒼白になって、

「お前、誰かとすれ違わなかったか?」

と俺に尋ねた。

先輩が言うには、

その部屋の窓の外を通りかかった

女性の下山者と目と目が合って

「こんにちは!」

と声を掛けられ、

「こんにちは!」

と返事をしたものの、

その部屋は三階だから

窓の外に下山者の顔が見えるはずもなく、

あわてて窓を開けて周囲を見渡したけれども、

彼女の姿は見あたらずに

俺がやって来たとのことだった。

彼女がその方向に向かったなら、一本道だから必ず俺とすれ違うはずだが、

俺はそんな下山者とはすれ違っていない。

俺は

「窓の下の坂道でなく、坂道の上のほうにいた人が

目の錯覚で近くに見えたんじゃないですか?」

と言ったが、先輩は

「ちょうど窓の真横を通った。

夜で真っ暗なのに目と目が合ったことがわかるほど

はっきりと顔が見えた。」

と言って顔面蒼白のままだった。

その部屋の真下には山岳救助隊の部屋があり、

遭難死した人があったときには、そこに遺体を安置して

一晩中蝋燭が灯されていたこともあった。

その晩にはそんな気配はなかったので、

「かつて女性登山者の遭難死が相次いだこともある

山の登山口だから、その頃の遭難者の幽霊かも知れない」

とのことだったが、このときの会話が、

この先輩とかわした最後の会話になった。

ほどなく、その年のバイトが終わり、

翌年にも行ったところ、この先輩はその春に就職したので

バイトには来ないと聞いたが、

この先輩がその頃に結婚して数日後に急病死したと

後になって聞いて愕然とした。

もしも先輩が見たのが独身女性遭難者の幽霊だったなら、

目と目が合って挨拶をかわしたことによって

幽霊に見込まれて、結婚に嫉妬した幽霊が

先輩を幽界に連れ去ったのかも知れない。

Sponsored Link

 - 怪談, 短編

[PR]

  関連記事

玄関の日本人形

もう何年か前の事になるんですが、自身の体験談になります。 2013/10/22( …

瑕疵物件に住んでみた

オカルト好きで怖いもの知らずの俺が、完璧にナメて瑕疵物件に住んでみた話だ。 物件 …

死相

遠い親戚のじいさんが死んだとき、遺体が公開されなかった。 会ったことも無いし、良 …

赤い海パンの男の子

ひとつ自分が小学二年生の時に体験した不思議な話を思い出したのでここでしてもいいで …

大将軍の呪い(山形県)

俺が住んでいる山形県内陸部には、『大将軍(たいしょうぐん)』という土着の信仰があ …

呪詛代行のアルバイト

私は二年前まで『呪詛代行』のアルバイトをしていました。 ほんのりと怖い話スレ そ …

脳内弟

御相談:三十八歳の弟のことです。 もう七~八年、定職に付かず家にいます。 以前か …

子供のマネキン

先月の半ば頃、大学の友達と呑みに行って帰りが深夜1時半頃になったことがあったんだ …

きもだめしの夜に|大幽霊屋敷~浜村淳の実話怪談05

【大幽霊屋敷】浜村淳の実話怪談~第5話:きもだめしの夜に【ゆっくり怪談】 第5話 …

登山

現在俺は上海に留学中で、こっちに来る前からこういう類の話は好きで、 626 本当 …

PREV
デ顔んナ
NEXT
函女